2018年4月1日
はれやかな空、ゆるやかな丘ひろがる、御牧ヶ原。
ウグイスの初鳴きに振り返ると、雪解けした浅間連山が、
『そらいろの丘』をあたたかく抱きながら、春の訪れを告げて。
地場産カラマツの外壁も、時を経るほどに、風景へとけ込んで。
向かいの「みまき大池」から望む、この風景も3年目。
4月1日、NHK長野放送局『撮るしん』で「御牧ヶ原の春」が紹介され、
『にわのわ アート&クラフトフェア・チバ』の出展者が公開されました!
2018年の春分は、嬉しいニュースから。
2018年3月23日
ふたたび白い頂が際立つ、寒の戻りの浅間山
今春は雪解けが早いですね~
と話した数日後、ふたたび白い頂を呈した、浅間山。
雪は積もらず、真冬日が長く続いた、今冬の終わり、
山裾のまちにもなごり雪が降りました。
同じ窓から、同じ頂を望み、1枚の写真に記録して、
めぐる季節を綴ってきた「定点観測の軌跡」も3年目。
悠々しく生きる力を諭してくれる偉大なる雄姿に、
「山笑う」季節の訪れを、待ちわびるこの頃です。
2018年3月20日
信州小諸らしい、スカッと青空ひろがる、春の彼岸入り
はれやかな空、ゆるやかな山並み。
『そらいろの丘』のキャッチフレーズを思わせる、春の彼岸入り。
土の色もあたたかに、大地の躍動を感じる、3年目の春を迎えて。
昨春は、八ヶ岳や美ヶ原に残雪を望みましたが、
今春は、雪解けも、桜咲く季節も早いようです。
朝いちばんのキジの雄叫び、冬眠から目覚めたカエルの声、
獲物を狙って羽ばたくオオタカ、畑を耕すトラクターの音。
再訪&再会に恵まれる、春めく丘は、こころの色もあたたかに♡
2018年3月15日
上:厳寒の季節も、降りそそぐ太陽と薪ストーブに、ホッとする窓辺
中:玉切りを薪割りした瞬間、あざやかな木肌は、木が生きている証
下:太さも曲りもいろいろな森の恵み、手間をかけて、薪として活用
薪ストーブ燃ゆる、あたたかな冬の日から、
来年の薪を、コツコツと積み上げる季節へ。
地主さんのご厚意で、両隣の荒地を整備させていただきながら、
不法投棄されたゴミが散在する、鬱蒼とした藪は、風抜ける木立へ。
枯れ木や枝は、割って、積んで、十分に乾燥させて、薪ストーブへ。
ライフワークの森づくりを実践する場となり、美しい景観もふたたび。
窓辺の陽だまりがあたたかですね~
今冬も、笑みがこぼれ、会話がはずんだ、薪ストーブ燃ゆる木造空間。
森の恵みを使ってものづくり、次世代の木を育てる森づくり、
日本人が受け継いできた、循環する自然の営みを、広く伝えてゆきたい、
“木のここちよさを伝える店づくり”は、そんな想いからはじまりました。
薪づくりはコツコツと、木立はのびのびと、空へ続く風景にとけこんで。
2018年3月13日
「こ椀」を2色並べて、ハート型の「あわび結び」で、ご出産御祝に♡
女の子は赤いお箱に「こ箸 緋」を、男の子は青いお箱に「こ箸 墨」を添えて
ひとつひとつ、こころを結ぶ、“そらいろスタイル”の贈り物。
「お椀」よりひと回り小さい、小ぶりの「こ」から名づけた「こ椀」は、
手のひらから伝えるギャラリーで、可愛らしいシルエットが目を引いています。
和え物など旬の一品や、ひんやりとデザートに使っていただくだけでなく、
ご出産御祝やお食い初めにぴったり!と、お選びいただくことも増えてきました。
女の子は赤いお箱に「こ箸 緋」を、男の子は青いお箱に「こ箸 墨」を添えて、
カジュアル&ラブリーな、ハート型の「あわび結び」で、こころを伝える贈り物。
贈られた方の想いが、ちいさな手のひらから、そっと伝わることでしょう。
使いこむほどに、ものを大切にするこころを、きっと育んでゆくでしょう。
ある年のはじまりに、うれしい便りが届きました。
「つくり手」の顔の見えるものを!と、親子でご来店いただいた日もありました。
塗師自ら水引を結ぶ、信州らしいパッケージ&信州発ものづくりが、
さまざまな場面で、皆さまのお役に立てることを、こころより願っております。
2018年3月13日
日本の風土から生まれたお酒には、日本の自然が育んだ酒器がぴったり!
ちょこっとお猪口で。
ちょっとしたものを表す「ちょく」が語源と言われる、
「お猪口」はその由来のように、ちょこっと使いに便利な器です。
ちょっぴりお酒をいただく「お猪口 小」は、口径2寸(60mm)。
脚長なシルエットが、食前酒やハレの日の美酒を、より美味しく。
墨と緋をペアで、こころを結ぶ贈り物にも慶ばれています。
蕎麦猪口サイズの「お猪口 中」は、口径2寸5分(75mm)。
蕎麦はもちろん、和え物など旬の一品や、ひんやりとデザートに。
がっつりお酒をいただく場面でも、活躍しているようです。
お酒を嗜む器の素材や形状は理に適い、その国の文化を築いています。
日本酒と「漆の器」も然り、SAKE & JAPAN !! と言われるように、
日本の風土から生まれたお酒は、日本の森に育まれた「お猪口」に。
2018年3月3日
「紫だちたる雲の細くたなびきたる」を思わせる、夜明けの空。
かの清少納言も、平安の都で、こんな山ぎわにこころ留めたのだろうか?
時を越え、山を越え、そんな想いをめぐらすことも早起きの愉しみです。
澄みわたる冬空から、やがて霞がかる早春の空へ。
めぐる季節を綴ってきた「富士山を望む」も、3年目の春。
この丘へ根ざす、拠り所となった風景を、これからも追いかけて。
睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神無月 霜月 師走
2018年2月28日
左端の「荒船山」を「荒船丸」に見立て、海を想う、朝の窓辺
荒海を進む「荒船山」ふたたび…
立春を過ぎたある朝、雲上に佇んだ『そらいろの丘』は、
雲海という名の海に浮かぶ離島となり、幻想的な光景につつまれました。
ほんのり春色に染まった「荒船山」は「荒船丸」となり、
富士山や八ヶ岳を望む、はるか南の空へ、荒波を乗り越えるかのように。
ぐるりと山に囲まれた、海から遠い信州で、
海を想う、イマジネーションふくらむ窓辺。
つかの間の海風はやがて、浅間山麓に吹き荒ぶ「浅間おろし」となり、
やんわり春色に染まった「荒船丸」は、雲海の彼方へと旅立ちました。
2018年2月27日
上:山並みの向こうに続く大海へ、イマジネーションふくらむ、雲海と「荒船丸」
中:昨年末と1月初めのサンライズ
下:1月半ばと1月末のサンライズ
佐久平の向こうに、朝空を望むことからはじまる1日。
「荒船山」の右方に望んだサンライズも、日に日に船尾へ、
やがて朝陽を乗り越え、まるで荒海を進んで行くかのように、
「定点観測の軌跡」は、移りゆく季節を物語っています。
この丘は「荒船山」も見えるんですよ!と、
峠を越えてご来店いただいた、お客様からお客様へ、
御牧ヶ原の美しい風景が伝わってゆくことを、こころに刻んだ冬の日も、
やんわり霞がかる、ほんわり春色のキャンバスへ、移りゆくこの頃です。
「荒船山」の左方にサンライズを望む季節は、
隣の木立と県境の山並みが重なり、朝陽を追うことはできませんが、
荒海を進む「荒船丸」を見送りながら、カメラもこころもリセット!
新しい年を迎えて早3月、3年目の春は、もうすぐそこに…
2018年1月13日
夜明けのグラデーションから、朝陽が昇る瞬間まで、刻々と移りゆく“そらいろ”
佐久平の向こうに、朝陽を仰ぐことからはじまる1日。
ぽつぽつと地上の星が瞬く、静寂に包まれた佐久平の町、
山ぎわのグラデーションは、やんわりと筋雲たなびく曙色へ、
やがて「荒船山」の向こうから、輝かしい朝陽が昇りました。
凛とした朝、厳寒の季節ならでは、澄みわたる空は、
晴天率の高いまち、信州小諸の魅力のひとつ。
朝陽を浴びてエネルギーチャージ!1日の力が湧きあがります。
師走や元日には、「荒船山」の右方から昇っていましたが、
いつしか舳先の「経塚山」へ、そして平坦な頂上部へ…
雲海の向こうに初日を仰いでから2週間、移りゆくサンライズは、
まるで「荒船山」が、向こうの荒海を進んでいるかのようです。
1枚の写真が物語る「定点観測の軌跡」、今年もまた、ゆるやかに。