monthly archive 2014/07

山桜のお椀

奈良時代は、花と言えば、遣唐使が持ち帰った「梅」を指していましたが、 平安時代に、国風文化が育まれ、「桜」は花の代名詞に、春の風物詩となりました。 江戸末期に、染井村の造園師や植木職人の品種改良により「ソメイヨシノ」が生 […]

愛着もひとしお

©2014 Nobutaka Sawazaki 愛着を持って、使い続けていただきたい、そんな想いをこめて、 ご購入いただいた「漆の器」に、お名前を描く「名入れ」を承っております。 木塊(もっかい)を轆轤(ろくろ)で挽く、 […]

手のひらに馴染む

©2014 Nobutaka Sawazaki 土からつくられたおわんは「碗」、木からつくられたおわんは「椀」と書きます。 石偏の「碗」は、土を練り、固め、焼いて仕上げた「焼き物」、 木偏の「椀」は、木を削り、磨き、漆な […]

おだやかに

©2014 Nobutaka Sawazaki 南北に細長く、地形と気候の変化に富み、四季を織りなす日本。 日本人は古より、自然の営みに繊細な「色」を感じとり、 ひとの営みに生かしながら、和の文化を育んできました。 「日 […]

ひんやりと

©2014 Nobutaka Sawazaki 日本の山に自生する、山桜の木塊から創りあげた「お椀」は、 保温力だけでなく保冷力にも優れ、ひんやりと冷たいデザートなど、 器そのものが冷たくなることなく、包みこむ保冷力を発 […]

あたたかに

©2014 Nobutaka Sawazaki 土からつくるおわんを「碗」、木からつくるおわんを「椀」と書きますが、 「お椀」は、私たちと同様、大地に根ざして生きている素材ならでは、 衝撃にもカケたりワレたりし難い、しな […]

食彩に寄り添う

©2014 Nobutaka Sawazaki 私たちの「漆の器」は、食彩に寄り添うことをテーマに制作しています。 お椀を手に取り、自分のお箸を持つ、日本人が育んできた習慣ならでは、 お料理を盛った時に、ここちよく感じる […]

愛着を持って

©2014 Nobutaka Sawazaki 漆はJAPANと言われるように、縄文時代から受け継がれる日本文化です。 豊かな森の国で、木は自然の恵みとして、ひとの暮らしを潤してきました。 木を削り、磨き、漆を塗り重ねた […]