あたたかに

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土からつくるおわんを「碗」、木からつくるおわんを「椀」と書きますが、
お椀」は、私たちと同様、大地に根ざして生きている素材ならでは、
衝撃にもカケたりワレたりし難い、しなりと粘り強さを持っています。

手のひらに馴染む、あたたかさは木だからこそ、
他の素材と比べ、熱伝導率が低いので、器そのものが熱くなることなく、
お料理はあたたかに、デザートはひんやりと、包みこむ保温力を発揮します。

お味噌汁やポタージュだけでなく、お蕎麦やうどんのシーンにも、
とのご要望をいただき、限定数にて製作した、大ぶりサイズの「おお椀」は、
手のひらから伝わるギャラリーで、ひときわ目を引いています。

年越しそばからお雑煮、鏡開きのお汁粉と、活躍しています~
昨秋、遠路をご来訪いただいたお客様から、嬉しいお便りが届きました!
つむがれてゆく物語は、ものづくりの糧に、店づくりの力に♡

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