monthly archive 2019/05
富士見平を望む_2019小満
万物が満ちあふれ、野山の草木が生い茂る、小満の頃。 ひと雨降るたび、新緑から深緑へ、移りゆく季節、 窓の向こうの田園もまた、緑深まるこの頃です。 上旬には雹や遅霜が降り、下旬には猛暑が続き、 例年になく、気候の変動が大き […]
富士見平を望む_2019立夏
窓の向こうがパステルトーンに染まる、立夏の頃。 「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」から「蚯蚓出(みみずいづる)」へ、 ひとの営みもまた、外仕事がここちよい季節となりました。 田圃に水が潤い、移りゆく風景を鏡のように映し出し […]
富士山を望む_2019皐月
遅霜が降りた朝、雲ひとつない澄みわたる空。 幾重にも連なる稜線の向こうに、富士山の白い頂を望みました。 2000メートル級の山は、日に日に残雪が消えてゆくこの時季、 3000メートル級の峰は、その雪渓が標高を物語っていま […]
黄昏色に染まる時_2019立夏
太陽暦を24等分して、移りゆく季節を表す「二十四節気」 二十四節気をさらに約5日ずつ、3等分した「七十二候」 古代中国の暦に学び、日本の気候風土に適うよう改訂され、 歳時記や俳句にも使われてきた、四季を愛でる美しき表現。 […]
空をわたる_2019立夏
GW半ばは、春雨もようとなりましたが、 恵みの雨を浴びて、木々の枝先が一斉に芽吹き、 点在する菜の花畑も見頃となった、GW後半。 恒例の『佐久バルーンフェスティバル』は、 残念ながら、強風のため、午後の競技はキャンセルと […]
愛着を持って
漆はJAPANと言われるように、縄文時代から受け継がれる日本文化です。 豊かな森の国で、木は自然の恵みとして、ひとの暮らしを潤してきました。 木を削り、磨き、漆を塗り重ねた器は、日本人の手にしっくり馴染みます。 薄っすら […]
みつ入れ子
大・中・小3サイズ重ねて、波紋を描く「みつ入れ子」 手にとって口元へ運ぶ、手のひらに馴染む「お椀」とは違う、 並べた時の親しみやすさ、愛らしいかたちや質感を大切に、 重ねた時の収まりは、各々の使いやすさを考えた設計から。 […]