荒船丸ゆく_2018睦月

ぽぅ~っと紅に染まる夜明けから、朝陽が昇る瞬間まで、刻々と移りゆく“そらいろ”

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佐久平の向こうに朝空を望むことからはじまる、『そらいろの丘』の1日。
山ぎわがほんのり明るみはじめると、そわそわ&ワクワクと窓辺へ、
同じ時間に、同じ方角を向いても、同じ目に、同じ空が映ることなく…

雲ひろがる夜明け、ふたたび出会うことのない、ドラマチックな朝空が描かれ、
この「そらいろ便り」をご覧いただいている皆さまと、共感できるように!と、
紅に染まる夜明けから、朝陽が昇る瞬間まで、凍える手で撮影しました。

平坦な頂上部と切り立った崖、荒波を進む船に見立てて名付けられたという、
船尾の艫岩(ともいわ)、舳先の経塚山(きょうづかやま)、横たわる「荒船山」が、
朝空に美しく映える季節は、その向こうに続く大海へ、想いを馳せて…

サンライズの方角に、移りゆく季節を感じる、今日この頃です。

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