2021年8月6日

東雲色に染まる時_2021立秋

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七十二候では「大雨時行(たいうときどきふる)」の頃。
久しぶりに恵みの雨かな?と、夜明けの空を見上げると、
雲がみるみる染まり、東雲色に染まる、一瞬の“そらいろ”に!

猛暑の日々もいつしか、わた雲からすじ雲へ、
雲のかたちは、変わりゆく天候や、映りゆく季節を諭して、
その翌日、ヒグラシが鳴き、朝露が降りて、暦通りに秋が訪れました。

ひまわりの行進、力強いですね~
今年もあたたかなメッセージをありがとうございます♡
お客様とのつながりを、ことさら嬉しく思う、6年目の夏となりました。

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2021年8月1日

ちいさな種から_2021夏

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自然の営みはつつがなく、今年も「ひまわり咲く丘」の季節となりました 🌻
梅雨空の頃はひょろひょろしていましたが、みるみる私たちの背丈を越え、
はじめの一輪、つづけて数輪と、この丘の盛夏を彩っています。

8月2日に梅雨明け、8月3日に開花、梅雨明けの翌朝に笑みがこぼれた、2020年
7月24日に梅雨明け、8月4日に開花、降雹にも負けず一生懸命に輝いた 2019年
6月29日に梅雨明け、7月31日に開花、台風一過のはれやかな空に映えた 2018年
7月6日に梅雨明け、7月20日に開花、残り梅雨のぐずついた空に咲いた 2017年

森づくりも然り、その土地の野生種を大切に、園芸種は育てていませんが、
自家菜園と同様、生態系を壊さないように、種子の採取を心がけながら、
この風景にぴったり!なひまわりは、この丘の夏の風物詩となっています。

向かい風にも負けず、太陽の恵みを一生懸命に浴びる、
小ぶりながらも、ひたむきな勇姿は、まるでメダリストのように。
元気いっぱい!なひまわりは、明日への希望に満ちあふれています。

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2021年7月22日

富士山を望む_2021文月

Category: 富士山を望む

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夜明けの空には、やっぱり富士山だね~
幾重にも連なる山並みの向こうに、抜きん出る日本一の頂。
雲の多い梅雨から盛夏は、その雄姿を仰ぐ日は稀ですが、
梅雨明けの空に「富士山を望む」風景を望みました。

こんな朝は、東京からも見えるでしょう~
試練を乗り越え、海を渡って来たアスリートたちにも映り、
日本の美しい風景として、こころに刻まれることを願って。
ひたむきで、ゆるぎない、勇姿を見守る盛夏のはじまりに。

睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神無月 霜月 師走

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2021年7月15日

空をわたる_2021小暑

Category: 空をわたる

雨あがりの朝、風が描いた空もよう

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こころ待ちにしていた青空、八ヶ岳がちらり!
生まれたての蝉の声に目覚めた、雨あがりの朝、
久しぶりにカメラを構えて、思いきり深呼吸しました。

窓辺には、国蝶オオムラサキがひらり!
幼虫は榎で育ち、成虫は小楢や桑の樹液に集まるそうですが、
お隣の桑畑は今、蝶が集う憩いの場となっているようです。

梅雨明けを予感する、風が描いた空もよう。
今年も日照不足で、ひまわりの生長は遅れていますが、
自然の営みはつつがなく、6年目の盛夏はもうすぐそこに。

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2021年6月30日

虹色に染まる時_2021夏至

雨あがりの空に描かれた、一瞬の光景!

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年一度の「食品衛生講習会」を受講した帰り道、
“幸運のサイン”といわれるダブルレインボー!!
残念ながら運転中で、撮影することはできませんでしたが、
写真はいつかの夏、こんな風景が描かれたことでしょう 🌈

「食品衛生講習会」では、新型コロナウイルス感染症対策と、
今年6月から制度化された「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」
について講演いただきました。

『そらいろの丘』はちいさな店舗ですが、
時間をかけて拭き上げるガラス窓、定期的にワックスがけする家具や床など、
塗師自ら、漆塗りと同様の“磨き”を心がけています。

日本に育つ木のここちよさを伝える店舗として、
カフェテーブル&チェアも、木の手触りに親しんでいただく、展示のひとつ。
清潔な空間づくりも、大切な仕事と考えています。

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2021年6月26日

十六夜の夜明け

富士見平を照らす十六夜、儚くもみるみる雲の向こうへ

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自然の営みはつつがなく、今年も夏至を迎えました。
恵みの雨降る季節、シャッターチャンスはつかの間ですが、
寅の刻の空に、一瞬の光景を追いかけて。

山の端から昇る、夕べの月だけでなく、
山ぎわへ落ちる、夜明けの月もまた、神秘的な光を放って。

静寂につつまれた西の空に、儚くも十六夜は雲の向こうへ、
曙色につつまれた東の空に、やがて朝陽が昇りゆき、
『そらいろの丘』の清らかな1日がはじまりました。

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2021年5月29日

虹色に染まる時_2021小満

日々見上げる空に、ささやかな幸せを見つけて

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いつもの初夏と変わりなく、田植えも終わる、小満の頃
大地を守り続ける地元の方々のおかげで、今年もまた、
刻々と移りゆく、美しい田園風景を望む季節となりました。

田圃に水が潤い、映りこんだ空や雲が一瞬の光景を描く、
この季節ならでは風景を、こころ待ちにしていましたが、
「五色月」にふさわしい、虹色のリフレクションに!

「梅雨入り」ではなく「走り梅雨」だったようで、
雨あがりではなく、思いがけず虹を望むこととなりました。
自然の営みはとめどなく、6年目の夏はもうすぐそこに。

2020秋
2019梅雨 2019春 2019立春
2018秋 2018晩夏 2018夏 2018春
2016冬

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2021年5月28日

五色月の夕暮れ

見上げた空の色に、ささやかな幸せを見つけて

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ちいさな種から芽生えた、ひまわりに水遣りする夕暮れ。
みるみる染まりゆく空に、カメラを持って丘に立つと、
そんな予感通り、美しい夕焼けが描かれました。

いつかの夕暮れ」へ想いを馳せる、黄昏色に染まる時。
七夜月の夕暮れ」以来となる、こころに響く“そらいろ”。

皐月には、田植えの祭りを彩る装束が由来ともいわれる、
「五色月(いついろづき)」という異称もありますが、
この日の夕空は、五色月の夕暮れと、こころに刻みました。

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2021年5月25日

空へ続く_2021小満

Category: 空へ続く

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万物が満ちあふれ、草木が生い茂る、小満の頃
流れゆく雲にハッとして、カメラを持って丘に立つと、
そんな予感通り、今この時ならではの空に!
雲はみるみる移りゆき、庭仕事がここちよい日和となりました。

日本に育つ木の有効活用を掲げ、「空へ続く」をコンセプトに、
木造建築への深い造詣から創り出された、自然と調和する一軒家。
御牧ヶ原の丘の上に、ポツンと佇む『そらいろの丘』は、
時を経るほどに、この丘へ根ざして、風景にとけ込んで。

今年もまた、ちいさな種から芽生えた、ひまわりを定植しました。
ご覧いただいている皆さまに、つかの間、笑みがこぼれますよう♡

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2021年5月23日

富士見平を望む_2021小満

空青く、緑映え、山笑う、万物が満ちあふれる季節へ

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空青く、緑映え、山笑う、信州小諸御牧ヶ原らしい風景。
例年は、もわ~んとパステルトーンに染まる、立夏の頃も、
今年は、どよ~んとした空もようが続く「走り梅雨」となり、
季節はいつしか、万物が満ちあふれ、草木が生い茂る、小満の頃へ。

来年の『にわのわ アート&クラフトフェア・チバ』へ続く道、
グループ展「circles niwanowa monthly exhibition 2021」は、
5月から毎月1回、千葉県内のギャラリーなどを会場として開催中、
実行委員の皆さまのご尽力に、こころより感謝しております。

『そらいろの丘』は、6月5日(土)~8日(火)まで、
佐倉市の隣町『酒々井まがり家』へ出展予定、発送による搬入を終えました。
ご入場は無料ですが、安全面への配慮から、時間帯によりご予約制となります。

県をまたぐ移動の自粛から、展示会場に出向くことはできませんが、
江戸元禄年間創業という歴史ある酒蔵は、まさに「木の文化」を継承する空間。
私たちのものづくりのテーマ「年輪を重ねる」が伝わることを願っております。

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