2016年1月15日
2016年1月2日
うれしい便り
「離乳食おせち」を演出する「こ椀」 ©2016 にこにこジャム
新しい年に、うれしいお便り。
ご出産御祝にお贈りした「こ椀」が素敵なシーンに♡
ころんっとまぁるいシルエットの「こ椀」
プラスチックなどの枯渇資源からつくられる食器と違い、
生きている素材のあたたかさが、ご両親のやさしさが、
ちいさな手のひらから、そっと伝わることでしょう。
幼い頃から、使いこむほどに愛着を深める「漆の器」は、
ものを大切にする心を、きっと育んでゆくでしょう。
長く愛される「漆の器」を、これからもつくり続けよう!
新しい年のはじまりに、あらためてこころに刻みました。
2016年1月1日
新しい年を迎えて_2016
2015年12月7日
黄昏色に染まる時_2015師走
師も走りまわる=師馳す、という語源の師走。
師でなくても、行く年にバタバタと、来る年にそわそわと、
慌ただしく過ぎゆく、1年を締めくくる月。
忙しい=心を亡くす、そんな季節こそ、
移りゆく空をぼぅ~っと眺めて、ふぅ~っと息ぬきする、
おだやかな心にもどる時を、大切にしたいものです。
ある日の夕暮れ、ふらりと立ち寄られたお客様と、
大きな窓辺に映しだされた、黄昏色に染まる時をご一緒しました。
照明を消して、薪ストーブの炎を灯りに。
『そらいろの丘』の南にひろがる、八ヶ岳に映える残照は、
やんわり雲かかる日に、ほんわり描かれる、一瞬の”そらいろ”。
暮れゆく年に、暮れゆく空を、こころに刻みませんか?
2015年12月1日
風景にとけ込む_続
千曲ビューライン沿いの丘の上に佇む『そらいろの丘』
今春の地鎮祭から棟上げ、盛夏の頃の建築工事、
梁は地場産の赤松、柱は檜、外壁と窓枠は唐松、床は樺、家具は楓と桜、
ひとつひとつの素材を、適材適所に選りすぐり、完成させた木造建築。
店舗『そらいろの丘』が“ゆるやかにフェードイン”して、気がつけば、もう師走。
日本に育つ木のここちよさに親しんでいただく、店づくりをはじめて、はや3年。
この丘の風景にとけこむことを、何よりも大切に、一歩ずつ創りあげてきました。
ずっと眺めていたい風景ですね~
ずっと居たくなる場所ですね~
そんな声に励まされながら、ここちよい空間をオンリーワンの魅力に、日々前進!
*「風景にとけ込む」は、国産材を活用した木造建築の普及を願って、
『そらいろの丘』オフィシャルよりご紹介しております。
店舗兼住宅につき、建物全景の写真撮影およびブログ・SNS 等への
無断掲載はご遠慮いただいております~どうぞご了承くださいませ。
2015年11月28日
浅間山を望む_2015霜月
山眠る季節のはじまり。
どんより厚い雲に覆われて、どこかもの寂しい、晩秋の日々が明け、
ぐっと冷え込んだ朝、しばらく顔を見せなかった浅間山が、
ぽっと朝陽に頬を染め、やがて青空に、白い頂を映してくれました。
山眠るとはいえ、煙たなびく雄姿は、力強く、勇ましく、
すっかり落葉した大地の下で、自然の営みは休むことなく、
次の季節へ力を蓄えていることを、そっと諭してくれます。
師走間近の朝、息抜きしながら行こう!そんな声も聞こえてきました。
2015年11月5日
黄昏色に染まる時_2015霜月
霜月の初め、黄昏色に染まる時。
蓼科山から続く稜線に、霧ヶ峰や美ヶ原、北アルプスを望む西の空。
落陽して間もない山ぎわが、美しいグラデーションを描き、
やがて『そらいろの丘』は、漆黒の闇へ、とけこんでゆきました。
どんより曇り空の晩秋は、いちだんと澄みわたる空を予感する頃。
ぴゅ~っと浅間おろしが塵を吹き飛ばし、きりっと空が冴えて、
連なる山並みに、刻々と移りゆく夕暮れを、こころ待ちにする季節。
黄昏色に染まる時は、『そらいろの丘』の魅力のひとつ。
燃えるような“そらいろ”が、明日への力となりますように!
2015年11月3日
浅間山を望む_2015神無月
2015年10月16日
海を想う
海を想う、朝の窓辺。
霧に包まれることが多い、標高820メートルの高原の朝。
朝陽が昇り、気温が上ると、みるみる蒸気が立ちこめてきます。
御牧ヶ原から見渡すと霧、麓から見上げると雲。
とりわけ、濃い霧に包まれた朝、
稲刈りを終えた田圃が海のように、八ヶ岳が離島のように、
遠い夏の日を思い出す、幻想的な光景が広がりました。
ぐるりと山に囲まれた、海から遠い信州で、
小舟に乗って波を漂う、イマジネーションふくらむ窓辺。
つかの間の海風はやがて、紅や黄に染まる秋風に。
2015年10月11日
幸せを呼びこむ
朝陽のあたる窓辺に、グリーンリースひとつ。
10月8日「木の日」の朝…
向かいの丘から、店舗を撮影するため、望遠レンズを構えていると、
黒い猫の目がキラッと光り、トラックが坂道を上って行きました。
慌てて戻ると、横浜青葉台のお花屋さん『春てりん』から、
飛騨高山時代に、森づくりで採取した藤蔓リースが、
なんとも愛らしい、さやさや&もこもこのグリーンリースに!
店舗案内ページの公開日、そんなエピソードと共に帰ってきた、
きよらかで、さわやかな、アナベルのグリーンリースは、
正面扉を開けた、朝陽のあたる窓辺で、皆さまをお迎えします。
“永遠に続く環”から、幸せを呼びこむシンボルとされるリース、
窓辺にひとつ、心にひとつ、『そらいろの丘』の歩みと友に。