2016年6月14日



レンズを向けても気づかないほど、いちずに食べるキジの親子、風にゆれる桑の実

マルベリーパープル色に、桑の実が熟す季節…
毎朝、高らかな雄叫びで、夜明けを告げてくれるキジが、
完熟して草むらに落ちた実を、美味しそうに食べていました。
愛らしいひな鳥も、元気に育っているようです!
かつて養蚕が盛んだった東信濃には、ところどころに桑畑が残っています。
艶やかな葉っぱを食べた蚕が、繭となり、生糸となり、美しい絹織物へ…
東の山並みの向こうには、世界遺産に登録された富岡製糸場もありますが、
信濃国で育った糸は、「絹の道」を通り、横浜港から海を渡ったそうです。
桑畑にて、日本の国鳥キジから、遠き日のシルクへ、ロマンを馳せて。

2016年6月1日

スカッと青空の下、深い緑に包みこまれた『そらいろの丘』

水無月の語源は、田圃に水が張られる「水張月」とも、
田植えという大事な仕事をし終えた「皆仕尽」ともいわれますが、
『そらいろの丘』がとけ込む風景も、水潤い、緑深く、
山滴る季節へと移りゆくこの頃です。
冬枯れて、雪原に覆われた、山眠る季節の静けさとは違い、
地球の鼓動が響いてくるような風景は、色濃く、力強く、
ひとの営みがつくりだす田園を、つつみこんでいるかのようです。
やがて、恵みの雨が、みずみずしい風景を織りなすことでしょう。

2016年5月22日

丑三つ時から、寅の刻へ移りゆく頃、月の光に誘われて

月を愛で、月と親しんできた、日本人。
太陽暦に代わる以前、月の満ち欠けを周期に、太陰暦が使われてきた歴史から、
多くの歌人が月を詠み、ロマンチックな月の物語が綴られてきました。
山の端から昇る、夕べの月の美しさだけでなく、
山ぎわへ落ちる、夜明けの月もまた、神秘的な光を放っていることがあります。
まるで日本画のよう、いえ、日本画の色彩は、こんな光景から生まれたのかと。
静寂につつまれた西の空に、やがて朧月は、山の端へ落ちて、
曙色につつまれた東の空に、そして朝陽が、山ぎわから昇り、
『そらいろの丘』に、きよらかな1日がはじまりました。

2016年5月17日


田圃に水が潤い、刻々と移りゆく風景を、鏡のように映しだす季節。
蛙の声がいちだんと大きく、あたり一面に響きわたる夕暮れ、
南の八ヶ岳、その西端の蓼科山から続く、霧ヶ峰や美ヶ原の山ぎわが、
忘れ得ない美しい残照に染まり、紅の田園風景が描かれました。
田植えをして間もない水田が、得も言われぬグラデーションとなり、
ひとの営みと大自然が融合する、黄昏色に染まる時。
地球の躍動が伝わる、一瞬の光景は、明日への力となり、
地球の鼓動が響く、一期一会の風景は、いつまでも心に刻まれるでしょう。

2016年5月12日


朝焼けに染まる時、スカイブルーに映える時、定点観測の軌跡より

草木が萌え、若草色に染まる、のどかな風景の向こうに、
冬季は雪に閉ざされ、雄々しくそびえ立っていた浅間山も、
険しい表情をゆるめて、にっこり微笑んでいるかのようです。
山粧う季節から、山眠る風景へ、
この丘に、この空に、織りなされる美しい“そらいろ”を、
1枚の写真にメッセージをこめて、お伝えできますように。
どんなに忙しい朝も、慌しい夕暮れも、
ふと見上げる浅間山は、こころに笑顔を!と諭してくれます。
山笑う季節、ハルゼミの声も、ほがらかに響いて。

2016年5月5日

幼馴染を見送る塗師兼マスター、そしてライダーは、丘を抜ける風に

御牧ヶ原を貫く区間は、信号機のない千曲ビューライン。
バイクやロードレーサーも走り抜ける、恰好のドライビングロードです。
ひと雨ごとに緑深く移ろう、最高のドライブ日和となったこどもの日、
信州をツーリング中のお客様が、帰り道に立ち寄ってくださいました。
ちょっぴりダークな珈琲&ほんのり甘い焼菓子に、ほぅ~っとひと休み、
懐かしい仲間の話をしながら、つかの間の休息に、ふぅ~っと息抜いて、
また颯爽とバイクにまたがり、この丘を走り抜けて行きました。
背中いっぱいに、ここちよい風浴びて、憧れのライダーとなって!
『そらいろの丘』が若草萌ゆる季節、丘を抜ける風になりませんか?
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2016年5月2日



草を食む愛らしい姿が、飛び上がった瞬間、ウサギの跳躍を間近に!

若草萌ゆる、うららかな昼下がり。
西側の窓の向こう、デッキの下で、もそもそと動く影ひとつ。
クローバーの葉を食む、その愛らしい姿は、ニホンノウサギ!
と、今回はカメラを構えて、しっかり撮影することができました。
夜行性なので、雪の上の足跡は見たことがありますが、
真昼の出会いは初めて、かわい~いお客様に感激♡
草刈りしたばかりの場所が、居心地よかったのでしょうか?
しばらくの間、愛らしい仕草で、もぐもぐと草を食んでいました。
そして、体をぴゅ~んと伸ばして、ジャンプ!
次のシャッターを切る間もなく、お隣の木立へと飛び去りました。
そこは獣道(けものみち)、この丘で生きる、野生動物たちが通る道。
追ってはならない境界線を、そっと見守りました。

2016年4月20日

ロールスクリーン越しにやわらかな光そそぐ、写真スタジオに模様替え!

長らく封印していた小道具を出して、木を削る、冬の日々…
その後『そらいろの丘』をスタジオに、テキストの写真撮影が行われ、
4月下旬「手づくりおさじプログラム」がリリースされました!
ようやく店舗オープン、仕事を再開したばかりの昨秋、
前職時代にお世話になった、株式会社フェリシモよりお声がけいただき、
日本に育つ木の魅力を伝えるメッセンジャーとして、共創させていただきました。
がんばらなくても続けられる “ゆる活” 始めませんか?
そんなキャッチコピーで、しあわせ生活を提案する人気商品『ミニツク』は、
モノではなくコトをお届けする、新しい学びのスタイルです。
お家で木を削り、自分好みのおさじ作りを、ゆる~く楽しんでいただけるように、
プランナーと一緒に、試行錯誤しながら、半年がかりで創りあげました。
フォトグラファーに撮影いただいたイメージカットも、素敵なシーンとなりました。
木を削りながら、日本の森やそこで生まれた森の命に、想いを馳せてただきたい…
もの・ひと・まちのコラボレーションを掲げる『そらいろの丘』は、
このような仕事にもチャレンジしております~「手づくりおさじ」始めませんか?

2016年3月16日

すぅーっと描かれた絹雲に、春の光を感じて

薄墨色の空が晴れて、久しぶりに八ヶ岳を望む朝、
すぅーっとした巻雲(けんうん)が、はるか続いていました。
絹のようにしなやかで、やわらかで、細やかなこの雲は、
絹雲(けんうん・きぬぐも)と書かれることもあるそうです。
なごり雪に覆われていた大地も、ところどころ土色に、
地中からみなぎる力が、早春らしい風景を描いています。
空はこころを映すキャンバス、こころ留める時は人それぞれ。
『そらいろの丘』の1日は、移りゆく季節を感じることから。

2016年3月4日

完成形をイメージしながら、少しずつ削ってゆく工程は、ドキドキ&わくわく!

長らく封印していた小道具を出して、木を削る、冬の日々…
ふと気づけば、早咲きの桜便り届く季節へと、移り変わっていました。
型に流し込んだり、力を加えて成形する素材と違い、
木塊(もっかい)を削り出し、かたちづくる木工品は、
後戻りができないゆえ、ひと削りひと削りが真剣勝負。
完成形をイメージしながら、少しずつ削ってゆきます。
樹種により堅さや肌ざわりが、同じ樹種でも木目や肌いろが、
木は生きている素材だから、ひとつひとつ個性があります。
ほんのりあたたかな手ざわりに、親しみを感じていただけるように、
毎日の暮らしに寄り添う、そんな商品を目指して、もうひとふんばり。
もの・ひと・まちのコラボレーションを掲げる『そらいろの丘』は、
このような宿題も承っております~商品発表を、どうぞお楽しみに!
