2019年1月4日
荒船丸ゆく_2019睦月
幸先のよい初日を仰いだ元日から、3日ぶりの澄みわたる空。
「荒船丸ゆく」夜明けのグラデーションに、月と金星と木星と。
標準レンズで撮影した、拙い写真ですが、
月の斜め右上にほんのり映る、はるか木星に想いを馳せながら、
いつしか一番下となった月に、移りゆく季節を知るこの頃です。
素晴らしい時間を過ごすことができました~
いつも写真を楽しみにしています~
嬉しいお言葉&年賀状の一筆をこころの糧に、今年も日々前進 !!
2019年1月4日
幸先のよい初日を仰いだ元日から、3日ぶりの澄みわたる空。
「荒船丸ゆく」夜明けのグラデーションに、月と金星と木星と。
標準レンズで撮影した、拙い写真ですが、
月の斜め右上にほんのり映る、はるか木星に想いを馳せながら、
いつしか一番下となった月に、移りゆく季節を知るこの頃です。
素晴らしい時間を過ごすことができました~
いつも写真を楽しみにしています~
嬉しいお言葉&年賀状の一筆をこころの糧に、今年も日々前進 !!
2019年1月1日
はれやかな空、ゆるやかな山並み。
『そらいろの丘』を表現するフレーズのような風景ひろがる新春、
「荒船丸」の舳先に、2019年の輝かしい初日を仰ぎました。
その厳かな瞬間を、この丘に魅せられたお客様と共感できたこと、
また「そらいろ便り」を通して、遠方の皆さまへお伝えできること、
新しい年を迎えることができた慶びに、こころより感謝しております。
私達の「漆の器」のつかい手となってくださったお客様とふれあい、
再訪を思い描いていただく店舗として、止まらず+少しずつ=歩 !!
これからも、ものづくり・森づくり・店づくりに励んでゆきます。
早朝からご来店くださった皆さま、どうもありがとうございます。
いつもご覧いただいている皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。
2018年12月31日
幸せを呼びこむ、ちいさなお飾り。
“メイド・イン・ジャパン” のものづくりを掲げる、
私達にふさわしい国産素材に、縁起物の植物がアレンジされた、
シンプルかつ清楚なお飾りを、ファサードの看板の上に掛けて、
年神様と皆さまをお迎えします。
青空と降りそそぐ太陽、星空のイルミネーションに彩られる、
『そらいろの丘』には、華美な装飾はありませんが、
郷里の友にオーダーした、身の丈のちいさなお飾りを、
私たちの店づくりと、お受け留めいただけましたら幸いです♡
いつもご覧いただいている皆さま、どうもありがとうございます。
来る年が幸せ多き年となりますこと、こころより願っております。
2018年12月12日
手のひらにしっくりと馴染む、程よいまるみ
指先をぴったりと添える、ここちよいかたち
私達の「お椀」は、高台(こうだい:脚部)も指先に馴染む微妙な曲面に削り、
手のひらから、あたたかにおいしさが伝わってくる、形状に創りあげています。
高台が角になっていると、せっけん泡が溜まりやすく、すすぎの後に拭きとり難く、
切削時にひと手間かけて、一体感あるシルエット&有機的な曲面に仕上げています。
日本の山に自生する、山桜のなめらかな木肌が、しっくりと。
ごはんやお味噌汁をよそった時、程よい重さが、ぴったりと。
器を手にとって食事する、日本人が育んできた風習ならでは、
手のひらに馴染む「お椀」選びを、伝えてゆきたいと思っています。
来る年の門出に、新しい「漆の器」を使い初めませんか?
新年に縁起を担いでものを新調することは、日本人が受け継いできた文化、
新しい「お椀」と迎える新春が、こころに刻む、年のはじまりとなりますように。
2018年12月11日
2018年12月1日
2018年11月15日
県境の山並みが映える、夜明けのグラデーション。
まだ薄暗い東の空に、ひときわ輝く「明けの明星」を見送り、
いちだんと澄みわたる季節の朝空に、わくわく&ドキドキと、
カメラを持つ手も凍えながら、「荒船丸ゆく」風景を追いかけて。
やがて、雲海という名の海を進む、「荒船丸」の船尾から朝陽が昇り、
息をのむ瞬間の余韻と共に、『そらいろの丘』の1日がはじまります。
早朝の“そらいろ”を、皆さまと共に、そんな想いから4年目。
来る年の元日も、朝6時オープン!10席ほどのちいさな店舗ゆえ、
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様限定のご予約制です。
薪ストーブ燃ゆる空間で、こころよりお待ちしております!
2018年11月13日
11月は漆愛用月間、そして、11月13日は「うるしの日」
日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定した記念日です。
文化は優れた技術と共に、技術は優れた道具と共に、
漆芸は「漆刷毛」と共に、世界へ誇る「木の文化」として受け継がれ、
「漆刷毛」には、日本人ならではの艶やかな黒髪が使われてきました。
髪毛もひとの個性と同様、その性質はそれぞれですが、
太くて硬い髪は平塗りに、細くて柔らかい髪は上塗りにと、
黒髪もまた適材適所に、塗師は数本の「漆刷毛」を使い分けます。
1656年(明暦2年)に創業、人髪を用いる鉛筆型の「漆刷毛」を考案した、
江戸伝統技法を唯一守り続ける『漆刷毛工房 ひろしげ』の漆刷毛師、
泉 清吉氏に制作していただいた、写真の記念漆刷毛は、同志の後輩の元へ。
お椀を手にとり、自分のお箸を持つ、日本人ならではの習慣も然り。
腰があり、しなり強い、生まれながらの黒髪もまた日本人の誇りと、
「漆の器」の奥深さを知る記念日となることを願っております。
2018年11月5日
美しい紅葉に彩られ、霜晴れの日が続いた晩秋、
おかげをもちまして、『土蔵ギャラリー 企画展』は終了いたしました。
創業120周年を迎える老舗旅館『中棚荘』の年輪を感じる10日間、
ご来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
親友のご結婚御祝に、水引を結んでほしい…
というご要望を承り、信州飯田から水引を取り寄せ、試行錯誤を重ねてきた、
塗師自ら、水引を結び、贈る方と贈られる方の、こころを結ぶ、
“そらいろスタイル”の贈り物を、こころ留めていただく、良き機会となりました。
ご結婚御祝や還暦など節目の日の御祝に、お椀2個&お箸2膳のお箱詰め
ご出産御祝やお孫さんへのプレゼントに、こ椀2個&こ箸1膳のお箱詰め
お心遣いやご退職などの記念品に、お猪口2個またはお箸2膳のお箱詰め
門出の日の御祝にこ膳や重ね箱と、いつの日か思い出していただけますように♡
日本は豊かな森の国、木の文化を育み、受け継いできました~
小諸のような宿場町の旅籠でも、かつては使われていました~
重厚な木造建築「はりこし亭」から、野趣あふれる庭を抜ける途中に佇む土蔵、
その静謐な空間が、「漆の器」の奥深さを伝える、ふれあいの場となりました。
2018年11月2日