2018年12月31日


幸せを呼びこむ、ちいさなお飾り。
“メイド・イン・ジャパン” のものづくりを掲げる、
私達にふさわしい国産素材に、縁起物の植物がアレンジされた、
シンプルかつ清楚なお飾りを、ファサードの看板の上に掛けて、
年神様と皆さまをお迎えします。
青空と降りそそぐ太陽、星空のイルミネーションに彩られる、
『そらいろの丘』には、華美な装飾はありませんが、
郷里の友にオーダーした、身の丈のちいさなお飾りを、
私たちの店づくりと、お受け留めいただけましたら幸いです♡
いつもご覧いただいている皆さま、どうもありがとうございます。
来る年が幸せ多き年となりますこと、こころより願っております。

2018年12月12日


©2014 Nobutaka Sawazaki
手のひらにしっくりと馴染む、程よいまるみ
指先をぴったりと添える、ここちよいかたち

手のひらに馴染む、山桜のお椀。
私達の「お椀」は、高台(こうだい:脚部)も指先に馴染む微妙な曲面に削り、
手のひらから、あたたかにおいしさが伝わってくる、形状に創りあげています。
高台が角になっていると、せっけん泡が溜まりやすく、すすぎの後に拭きとり難く、
切削時にひと手間かけて、一体感あるシルエット&有機的な曲面に仕上げています。
日本の山に自生する、山桜のなめらかな木肌が、しっくりと。
ごはんやお味噌汁をよそった時、程よい重さが、ぴったりと。
器を手にとって食事する、日本人が育んできた風習ならでは、
手のひらに馴染む「お椀」選びを、伝えてゆきたいと思っています。
来る年の門出に、新しい「漆の器」を使い初めませんか?
新年に縁起を担いでものを新調することは、日本人が受け継いできた文化、
新しい「お椀」と迎える新春が、こころに刻む、年のはじまりとなりますように。

2018年12月11日

陽が昇る瞬間は、まさに一期一会、一日一絵の光景

『そらいろの丘』の1日は、佐久平の向こうに、朝陽を望むことから。
一瞬の光景をお届けしたいと、寒空に縮こまりながら、カメラを構えています。
“今日のそらいろ”を楽しみにしています~
再訪を思い描いていただける、この丘ならではの風景を追いかけて、4年目の冬。
12月11日は、国連総会で制定された「国際山岳デー」です。
ぐるりと山に囲まれた信州小諸では、どちらを向いても山、山、山、、、
その雄姿を仰ぐ毎日ですが、写真を通して、広く伝えてゆくことも大切な仕事と、
昨冬より「荒船山」に注目して「荒船丸ゆく」というタイトルで綴っております。

2018年12月1日






県境の山並みが映える、「荒船丸ゆく」風景。
つい先日まで、「荒船丸」の船尾から昇っていた朝陽が、
いつしか舳先の「経塚山」を越えた、師走のはじまり。
まだ薄暗い東の空に、ひときわ輝く「明けの明星」を見送り、
曙色から東雲色へ、刻々と移りゆく“そらいろ”を追いかけて。
山の端から昇る朝陽に、1日のエネルギーをチャージして。

2018年11月15日


上:6時過ぎ、荒船丸の右上に「明けの明星」がきらり ☆ 下:6時30分過ぎ、船尾から朝陽が昇る瞬間

県境の山並みが映える、夜明けのグラデーション。
まだ薄暗い東の空に、ひときわ輝く「明けの明星」を見送り、
いちだんと澄みわたる季節の朝空に、わくわく&ドキドキと、
カメラを持つ手も凍えながら、「荒船丸ゆく」風景を追いかけて。
やがて、雲海という名の海を進む、「荒船丸」の船尾から朝陽が昇り、
息をのむ瞬間の余韻と共に、『そらいろの丘』の1日がはじまります。
早朝の“そらいろ”を、皆さまと共に、そんな想いから4年目。
来る年の元日も、朝6時オープン!10席ほどのちいさな店舗ゆえ、
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様限定のご予約制です。
薪ストーブ燃ゆる空間で、こころよりお待ちしております!

2018年11月13日


上:パーマやカラーリングをすることなく、大切に育てた黒髪が「漆刷毛」に
下:薄板に挟まれた「毛板」を鉛筆のように削り出し、短くなるまで使いこむ

11月は漆愛用月間、そして、11月13日は「うるしの日」
日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定した記念日です。
文化は優れた技術と共に、技術は優れた道具と共に、
漆芸は「漆刷毛」と共に、世界へ誇る「木の文化」として受け継がれ、
「漆刷毛」には、日本人ならではの艶やかな黒髪が使われてきました。
髪毛もひとの個性と同様、その性質はそれぞれですが、
太くて硬い髪は平塗りに、細くて柔らかい髪は上塗りにと、
黒髪もまた適材適所に、塗師は数本の「漆刷毛」を使い分けます。
1656年(明暦2年)に創業、人髪を用いる鉛筆型の「漆刷毛」を考案した、
江戸伝統技法を唯一守り続ける『漆刷毛工房 ひろしげ』の漆刷毛師、
泉 清吉氏に制作していただいた、写真の記念漆刷毛は、同志の後輩の元へ。
お椀を手にとり、自分のお箸を持つ、日本人ならではの習慣も然り。
腰があり、しなり強い、生まれながらの黒髪もまた日本人の誇りと、
「漆の器」の奥深さを知る記念日となることを願っております。

2018年11月2日


ひこうき雲がすぅ~っと描かれた、黄昏色に染まる時。
やがて『そらいろの丘』は、漆黒の闇へとけ込んでゆきました。
いつかの夕暮れをご一緒したお客様が、サンセットの時間帯に再来店、
あのお椀で、毎日ご飯を食べています~
艶が落ちたら、塗り直しできますから~
ひこうき雲のように行き交うさりげない会話に、あたたかな気持ちとなりました。
私達の「漆の器」のつかい手となってくださった、お客様とのふれあいを大切に、
これぞ “そらいろサロン” と、またひとつ、大切な思い出を紡ぎました。

2018年11月1日


上:6時ちょうど、富士山も荒船山も影絵のように 下:6時20分過ぎ、朝陽が昇る直前、山も雲も輝いて

県境の山並みが映える、夜明けのグラデーション。
今年もまた、雲海に浮かぶ「荒船丸」を追う、秋深まる季節となりました。
群馬県・埼玉県・山梨県との境に、たくさんの山頂が映しだされる中で、
この丘から撮影する写真では左端の「荒船山」を「荒船丸」という愛称に、
「荒船丸ゆく」というタイトルに改めて、ものがたりを綴ることとしました。
荒船丸ゆく_2017師走
荒船丸ゆく_2018睦月 荒船丸ゆく_2018睦月_続
荒船丸ゆく_2018如月 荒船丸ゆく_2018如月_続
店舗オープン3周年を迎え、知っていただくから、親しんでいただくへ…
私たちの活動に共感し、「漆の器」のつかい手となってくださった、
お客様とのふれあいを大切に、“そらいろサロン”としての色合いを深めながら、
再訪を思い描いていただける、そらいろ便り&店づくりを心がけてゆきます。

2018年10月27日


“ものと出会う まちの風景” と “漆の器ひとつ こころ豊かに” をキャッチフレーズに、
『そらいろの丘』は、家時間を愉しんでいただく、ライフスタイルをご提案する店舗。
皆さまのおうちカフェを演出する「こ膳」は、そんな“そらいろスタイル”のひとつ。
選りすぐりの檜材で、幅210 × 長250mm という 小ぶりなお膳=こ膳 は、
使いこむほどに、あたたかく、くつろぎのひと時に、やさしさを運びます。
重ねるほどに、おさまり良く、増やすほどに、綴じ目が波模様を描きます。
木肌は人肌と同じ、肌を傷つけないよう、コースターを敷いて使いましょう!
木と向き合うマナーを伝える、私たちからのメッセージをこめて、
ご予約いただいた皆さまには、桑の葉で染めたオリジナルコースターを添えて。
薄っすら透ける木目は、森で刻まれた年輪、ひとつひとつの木の表情、
日本の伝統色「墨(すみ)」と「緋(あけ)」に染め、漆を塗り重ねた色合いは、
食彩にやさしく寄り添い、使いこむほどに風合いを深めてゆきます。
塗り直して長く使い続けられることも、他の素材にはない漆の魅力です。
日々のお心がけと共に、愛着を持ってご愛用いただけることを願っております。

2018年10月22日


上:「寒露」を前に、朝陽に映えるはさ掛けと藁ボッチ
下:「霜降」を前に、夜明けの空に浮かびあがる八ヶ岳

窓の向こうに移りゆく風景も、秋深まるこの頃。
秋雨もようが長く続き、スカッと青空をこころ待ちにしていましたが、
野分が過ぎて、グッと冷えこんだ朝、久しぶりに八ヶ岳を望みました。
この“原”を守り続ける、地元の方々の田圃は稲刈りが終わり、
今年もまた、美しい田園風景を見わたすことができた日々に、
こころより感謝する季節でもあります。
しばらく雲に覆われていた、八ヶ岳も浅間山も、初冠雪を迎え、
山粧う季節から山眠る季節へ、紅葉は山腹から山麓のまちへ、
めぐる季節を綴ってきた「そらいろ便り」も、4度目の晩秋に。
