2022年1月31日
荒船丸ゆく_2022睦月

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睦月初め、遠路を再訪いただいたお客様と一番星を望み、
真冬日に凍えながら、あれこれ追われている間に、
「宵の明星」はいつしか、荒船丸も見上げる「明けの明星」へ。
今年は1月下旬から9月頃まで、
夜明けの空に金星を望むことができるそうです☆
睦月終わり、長野県にも「まん延防止等重点措置」が適用され、
今できることに専念しながら、あれこれ追われている間に、
厳寒の空はいつしか、ほんのり春めいていることでしょう。
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2022年1月31日

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睦月初め、遠路を再訪いただいたお客様と一番星を望み、
真冬日に凍えながら、あれこれ追われている間に、
「宵の明星」はいつしか、荒船丸も見上げる「明けの明星」へ。
今年は1月下旬から9月頃まで、
夜明けの空に金星を望むことができるそうです☆
睦月終わり、長野県にも「まん延防止等重点措置」が適用され、
今できることに専念しながら、あれこれ追われている間に、
厳寒の空はいつしか、ほんのり春めいていることでしょう。
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2022年1月16日

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長野県は雪でしょう?とご心配いただきますが、
雪は舞っても積もらず、陽は照っても氷点下の「真冬日」が続いています。
人生半ばを飛騨高山で暮らした私たちにとって、雪のない冬はありがたく、
太陽の恵みに感謝しながら、あれこれ追われるこの頃です。
あの白い頂は御嶽山ですね~
空がいちだんと澄みわたる季節は、ぐるりと望む山並みも際立って。
大きな窓から降りそそぐ光に、凍えたからだもやわらかに。
大きな窓から見わたす風景に、冷えたこころもかろやかに。
雪を解かす土の色はあたたかに、地球の鼓動が聞こえてくるかのように。
厳寒の日々も汗かきながら、春の植樹の準備がはじまっています 🌳
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2022年1月3日

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大晦日から絶やさず、薪ストーブを燃やし続け、
お客様と一緒に、幸先のよい初日の出を仰いで、
今年は隣町の神社へ、初詣は地域探訪の神社仏閣めぐり。
はれやかに、おだやかに、この丘の元日は過ぎ行きます。
箱根駅伝を聴きながら、ささやかなお節を「重ね箱」へ、
あれこれと詰め合わせることも、この丘の新春恒例に。
今年は日本海の幸と、飛騨高山から届いた美酒を添えて、
シンプルな仕上げの「漆の器」で、さりげない演出を。
このニンジンの葉から、キアゲハが羽化したね~
辛口が好きなこと、憶えていてくれて嬉しいね~
あたたかな思い出に、またひとつ年輪を重ねながら、
晴天率の高いまちを物語る、窓辺の陽だまりは和やかに。
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2022年1月1日


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雪景色となった大晦日から、厳寒の夜明けに繊月が昇り、
やがて「荒船丸」が見守る、佐久平の“地上の星”が瞬き、
その舳先に、2022年もまた、輝かしい初日を仰ぎました。
『そらいろの丘』ならではの風景、今この空、今この時を、
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様と共感できたこと、
また「そらいろ便り」を通して、遠方の皆さまへお伝えできること、
新しい年を迎えることができた慶びに、こころより感謝しております。
「年輪を重ねる」ものづくりは、ご家族の歩みとともにお声がけいただき、
「未来へつなぐ」森づくりは、この丘で育てた広葉樹の苗木を利根川上流へ、
深く長く生涯現役でありたいと願いながら、止まらず + 少しずつ = 歩 !!
今年も皆様のお役に立てますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2021年12月31日

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青空と降りそそぐ太陽、星空のイルミネーションに彩られる、
『そらいろの丘』には華美な装飾はありませんが、
身の丈のちいさなお飾りと共に、年神様とお客様をお迎えします。
この風景にとけ込むよう、郷里の友に作ってもらいましたが、
今年は、米づくりから手がけた、愛情あふれる稲わらのしめ縄♡
思いがけず雪景色となった大晦日、入魂の手描きの看板も新たに。
昨春より、ひと組のお客様とふれあう、ご予約制の店舗となり、
木の話、森の話、これからのライフスタイルを語らう空間として、
時を経るほどに趣を深めながら、私たちらしく前進しております。
いつもご覧いただいている皆さま、どうもありがとうございます。
憂いなくご来訪いただき、再会できる日をこころの糧に、
来る年が健やかで朗らかな年となりますようお祈り申し上げます。
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2021年12月7日


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七十二候では「閉塞成冬の頃(そらさむくふゆとなる)」の頃、
黄昏時から逢魔時へ、山ぎわのグラデーションが美しい季節となりました。
夕暮れ時に行きます~
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様が久しぶりにご来店、
薪ストーブの炎を灯りに、「黄昏色に染まる時」をご一緒しました。
お名前に「樹」という字がつきますよね~
ひと組のお客様とひと時を重ねる、ご予約制の店舗ならでは、
お客様とのエピソードを記憶することも、大切なカスタマーサービス。
床は何の木ですか?北海道産のカバです!北米産はバーチといいます~
今年いちばん明るい話題を届けてくれた、大谷翔平選手がバットに使用している木。
昨季までアオダモを使っていたそうですが、今季からバーチに変えたそうです。
木材の特長を擬音語に例えるなら、
パッコ~~ンとしなりに優れるアオダモ材、バキーーッンと反発力が高いバーチ材、
輝かしい受賞には「適材適所」もあったようです。
山から伐り出された木を見極め、その特長を生かして数々の商品を生み出してきた、
私たちならではの「木の話」だね~と、笑みがこぼれ、話がはずみました。
これからも、木に触れ、木を知り、木に親しむ、オンリーワンの空間創りを。
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2021年12月1日

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信州小諸は、浅間おろし吹き荒ぶ季節となりました。
今日の最低気温は菅平が日本でいちばん!とNHKの全国ニュースで報道された朝、
北に菅平高原を見上げるこの丘も、マイナス6℃を超える冷えこみとなりました。
青空と降りそそぐ太陽、星空のイルミネーションに彩られる『そらいろの丘』は、
華美な装飾はありませんが、時を経るほどに、風合いを深めてゆくものとともに。
窓辺の陽だまりに感謝しながら、行く年を振り返るこの頃です。
幸先のよい初日をご一緒にとの思いから、来る年の元日も朝6時オープン!
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様にご案内しておりますが、
2021年より毎年ひと組限定に、2022年はすでにご予約を承っております。
写真は師走初め、舳先の「経塚山」に朝陽が重なる“ダイヤモンド荒船丸”ですが、
シャッターチャンスはほんの一瞬、その瞬間はカメラを構えてスタンバイ!
7年目の初日の出を皆さまにお届けすることも、大切な仕事と思っております。
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2021年11月15日
2021年10月13日

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野山の草木が露を結び、初冠雪の便りも届く、寒露の頃。
東京のイタリアンレストラン、小諸市の地域おこし協力隊を経て、
北国街道小諸宿の古民家をリノベーションされた『BISTORO AOKUBI』へ。
「重ね箱」を持参して、お料理をテイクアウトしました。
「小諸という土(テロワール)の豊かさ、楽しさを伝えたい」
というシェフの心と技を「重ね箱」へ、彩り美しく詰め合わせていただき、
秋色に染まる草木と、浅間山麓の湧水と、おうちでイタリアン!を演出しました。
コーヒー美味しいですね!どこで修行されたのですか?
「小諸で暮らす 移住体験ツアー」に協力させていただいた折、
塗師が淹れたコーヒーに嬉しいお言葉を頂戴した、3年目の冬を思い出しながら…
プラスチック廃棄物があふれ、脱プラスチックが叫ばれる時代、
「漆の器」持参で快くご対応いただき、ありがとうございます。
シンプルだから、四季を通して、隅がまるいから、あたたかな雰囲気に、
和食だけでなく、今風の洋食のシーンにも~1枚の写真にメッセージをこめて。
*来る年の門出に「重ね箱」を!と心あたためてくださっている皆さま、
こちらよりご予約を承っております~受注制作品につき、どうぞお早めに。
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2021年10月8日












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10月8日は、漢数字の十と八で「木」という字から「木の日」
木のあたたかさやここちよさ、有効活用や可能性を見直す日です。
おかげ様でギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は、店舗オープン7年目となりました。
「そらいろ便り」をご覧いただき、こころを寄せていただき、ありがとうございます♡
これまでの歩みだけでなく、これからの歩みへという思いをこめて、
〇周年ではなく、〇年目としていますが、小諸へ移って10年目の節目の年でもあります。
移住を機に転職される方もいますが、私たちは前職時代の先に今があり、夫婦共創であり、
信州小諸御牧ヶ原の魅力を広く伝えることで、まちのお役に立つことを掲げております。
あの日のあの空、また見たいわ~
何事も自粛の日々、お客様の声にお応えできるよう、ホームページを更新することに。
この「そらいろ便り」の隣に「ものがたり」というポートフォリオページを再開して、
写真をクリックすると“あの日のあの空”が、1枚の写真にこめたメッセージとともに。
いずれ捨てられ、いつか廃れる、一過性のモノやコトがあふれる時代、
私たちの活動は、細く長く、太く深く、木のように根を張り、未来へ継承してゆくこと。
この丘ならではの「富士見平を望む」風景(春夏秋冬のベストショットをセレクト)など、
ぜひ訪れてみたい!と思っていただける「ものがたり」を、これからも紡いでゆきます。
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