2015年3月14日

春霞の浅間山&千曲川を見渡す、中山道 塩名田宿にて

3月14日、北陸新幹線が開通しました。
浅間南麓を颯爽と走りぬける勇姿を撮影しようと、
お隣佐久市、旧街道の面影残る塩名田宿(しおなだしゅく)へ、
中山道六十九次のうち、江戸から数えて二十三番目、千曲川に橋のかかる宿場。
あいにくの春霞で、からっと晴れた“そらいろ”にはなりませんでしたが、
背景に浅間山、眼下に千曲川を見わたす、絶好のロケーションの中、
ビュワ~ンと、一瞬にして、記念すべき始発列車が走り過ぎて行きました。
東京⇔金沢が2時間半の最速列車は、速さ&未来をイメージさせる「かがやき」
みるみる移りゆく車窓を眺めながら、日本海まで旅しませんか?
そして、ここ東信濃にも、ふらり&ゆるりと降り立ちませんか?

2015年1月7日

ぴゅーっと北風が描いたすじ雲に、思いっきり深呼吸!

空はキャンバス、北風が描いたすじ雲。
晴天率の高いまち 信州小諸は、新春もはれやかでおだやかな日が続いています。
マイナス10℃くらいまでキーンと冷えた朝は、窓を開けて思いっきり深呼吸!
ぴゅーっと北風が描いたすじ雲に、すぅーっと清らかな気持ちがみなぎりました。
ゆるやかな山並みに、今日はどんな光景が移りゆくのだろう?
澄みわたる大空に、今日はどんな風景が描かれるのだろう?
太陽の恵みがさし込む窓辺で、その一瞬をわくわくと、こころ待ちにする季節。
空はこころを映すキャンバス、こころ留める瞬間を大切に。

2014年11月30日

信州鬼無里の原生林で出会った、“Queen of the Forest”と呼ばれるぶなの木

昨春、信州鬼無里の原生林で出会った、樹齢約400年のぶなの木は、
その清楚で美しい樹形と、成熟した豊かな森に育つことから、
ヨーロッパでは “Queen of the Forest” と呼ばれています。
見上げると、優しく包みこまれ、自然への畏敬の念を抱く…
この写真に、同窓生が、希望という名をつけてくれました。
そして今秋、同窓生と、母校の校庭に記念植樹をしました。
枯渇資源からつくられたモノであふれる、慌しい現代生活の中で、
ふと思い出し、ときどき会いに行く、元気と希望がみなぎる木。
一本の木が、こころの糧となり、ふれあいの場となることを願って。

2014年7月8日

奈良時代は、花と言えば、遣唐使が持ち帰った「梅」を指していましたが、
平安時代に、国風文化が育まれ、「桜」は花の代名詞に、春の風物詩となりました。
江戸末期に、染井村の造園師や植木職人の品種改良により「ソメイヨシノ」が生まれ、
花を観賞する木として全国に広がり、今や桜の代名詞となっています。
木材として活用されてきた桜は、その原種、日本の山に自生する「ヤマザクラ」です。
あたたかな色合い&なめらかな木肌は、さまざまな用途に生かされてきました。
その優しい手ざわりに、可憐な花を思い浮かべ、親しみを感じていただきたい…
そんな思いをこめて、私たちの「お椀」は山桜の木塊(もっかい)から創りあげました。
原木(げんぼく)調達にはじまり、製材~荒木取り~荒挽きまで生材(なまざい)で、
ひとの体と同様に水分を含む、木材の体積を減らしてから、十分な乾燥工程を経て、
中挽き~仕上げ挽き~木地(きじ)となり、その後、研磨~漆塗りの工程を繰り返し、
およそ1年の時間と手間をかけて、山桜の「お椀」が完成します。
木は動きたいだけ動き、割れるものは割れ、狂うものは狂いを出し切り、
ちいさな種から芽生えた命は、ひとの暮らしを彩るものへとかたちを変えます。
使いこむほどに風合いを深め、傍らで長く生き続ける「漆の器」もそのひとつ。
手のひらに馴染む、食彩に寄り添う「お椀」に 愛着を持って、年輪を重ねませんか?

2014年7月7日

©2014 Nobutaka Sawazaki

愛着を持って、使い続けていただきたい、そんな想いをこめて、
ご購入いただいた「漆の器」に、お名前を描く「名入れ」を承っております。
木塊(もっかい)を轆轤(ろくろ)で挽く、同心円の形状には、ひと文字がバランスよく、
お名前やあだ名の頭文字から、漢字または平仮名をご提案しています。
漆塗りの上に、漆で描くため、じっくり乾燥させる手間と時間を要しますが、
ひとたび硬化すると、印刷など表面的な手法と違う、奥深い風合いに仕上がります。
注文ごとに違う文字を、画数により強弱をつけて、極細の筆で表現する、
文字もまたアート、大切なお名前を「書く」ではなく「描く」と考えています。
お習字にはじまり、文字を描くことが好き!が高じた、ものづくりのひとコマは、
門出の日の御祝や記念に、贈り主のこころを伝えるものとして慶ばれています。
お椀を手に取り、自分のお椀を持つ、日本人ならではの風習を誇りに、
愛着あるお椀と、共に年輪を重ねる、ささやかな喜びを感じていただけますように。

2014年7月5日

©2014 Nobutaka Sawazaki

南北に細長く、地形と気候の変化に富み、四季を織りなす日本。
日本人は古より、自然の営みに繊細な「色」を感じとり、
ひとの営みに生かしながら、和の文化を育んできました。
「日本の伝統色」は、空の色、木の色、草の色など、
奥ゆかしく美しい響きで表現した和語、まさに「もののあはれ」
自然の恵みに感謝する、先人の和の心が感じられます。
空や木や草を愛でる、私たちも「日本の伝統色」に学び、
黒漆を塗った漆黒ではない、木目を透かした黒を「墨(すみ)」
紅や朱ではない、時を経て鮮やかに移りゆく赤を「緋(あけ)」
と「漆の器」の色名にしています。
薄っすら透ける木目は、森で刻まれた年輪、それぞれの木の表情。
使いこむほどに深まる風合いは、生きている素材ならではの魅力。
「墨」と「緋」に染め、漆を塗り重ねた色は「いとをかし」
今の暮らしと食彩に寄り添う、おだやかな色合いを大切に。

2014年7月4日

©2014 Nobutaka Sawazaki

日本の山に自生する、山桜の木塊から創りあげた「お椀」は、
保温力だけでなく保冷力にも優れ、ひんやりと冷たいデザートなど、
器そのものが冷たくなることなく、包みこむ保冷力を発揮します。
お味噌汁やスープは冷めにくく、あったか~い美味しさを、
アイスクリームは溶けにくく、つめた~い美味しさをキープする、
他の素材と比べて熱伝導率が低い、木だからこその特性と魅力です。
器を手にとって口元へ運ぶ、日本人が育んできた風習を大切に、
お料理やデザートをよそった時の重さも、うつわ選びのポイントに、
他の素材より比重が小さいことも、木だからこその特性と魅力です。
今風の食彩に寄り添う、おだやかな色合いの「お椀」は、
手のひらに馴染むかたちと軽さで、さまざまなシーンを演出します。
漆の器ひとつ、愛着を持って、使い続けませんか?

2014年7月3日

©2014 Nobutaka Sawazaki

土からつくるおわんを「碗」、木からつくるおわんを「椀」と書きますが、
「お椀」は、私たちと同様、大地に根ざして生きている素材ならでは、
衝撃にもカケたりワレたりし難い、しなりと粘り強さを持っています。
手のひらに馴染む、あたたかさは木だからこそ、
他の素材と比べ、熱伝導率が低いので、器そのものが熱くなることなく、
お料理はあたたかに、デザートはひんやりと、包みこむ保温力を発揮します。
お味噌汁やポタージュだけでなく、お蕎麦やうどんのシーンにも、
とのご要望をいただき、限定数にて製作した、大ぶりサイズの「おお椀」は、
手のひらから伝わるギャラリーで、ひときわ目を引いています。
年越しそばからお雑煮、鏡開きのお汁粉と、活躍しています~
昨秋、遠路をご来訪いただいたお客様から、嬉しいお便りが届きました!
つむがれてゆく物語は、ものづくりの糧に、店づくりの力に♡

2014年7月2日

©2014 Nobutaka Sawazaki

私たちの「漆の器」は、食彩に寄り添うことをテーマに制作しています。
お椀を手に取り、自分のお箸を持つ、日本人が育んできた習慣ならでは、
お料理を盛った時に、ここちよく感じる、器づくりを心がけています。
そして、手のひらに馴染む、使いやすいプロポーションだけでなく、
食卓の色彩にやさしく寄り添い、どんなお料理もおいしく引き立てる、
現代の生活空間にとけこむ、おだやかな色合いが大切と考えています。
試行錯誤を繰り返し、ディテールにこだわったお椀 ▽(さんかく)は、
日本の山に自生する山桜の、美しい花を思わせる、なめらかな木肌と、
薄っすら透ける年輪を、表情として生かしながら、塗り上げています。
毎日の食卓で、何を食べるか?ではなく、どんなシーンでいただくか?
ありふれた食材を、素敵によそおう、1枚の写真から伝わりますように。
漆の器ひとつ、こころ豊かに、愛着を持って使い続けませんか?

2014年7月1日

©2014 Nobutaka Sawazaki

漆はJAPANと言われるように、縄文時代から受け継がれる日本文化です。
豊かな森の国で、木は自然の恵みとして、ひとの暮らしを潤してきました。
木を削り、磨き、漆を塗り重ねた器は、日本人の手にしっくり馴染みます。
薄っすら透ける木目は、森で刻まれた年輪、ひとつひとつの木の表情、
使いこむほどに深まる風合いも、生きている素材ならではの魅力です。
そして、手のひらから伝わってくるぬくもりに、木の鼓動が感じられます。
日本の伝統色「墨(すみ)」と「緋(あけ)」に染め、漆を塗り重ねた色合いは、
現代の暮らしにとけこみ、毎日の食卓を、さりげなく引き立てます。
この器と出会った風景を思い出すたび、会話がはずみ、笑みがこぼれます。
塗り直して長く使い続けられることも、他の素材にはない漆の魅力、
移りゆく季節に育まれた、森の命はかたちを変えて、ひとの傍らで生き続けます。
日々のお心がけと共に、愛着を持って、ご愛用いただけることを願っております。
〇 柔らかい綿布で汚れを拭き取り、ぬるま湯で洗ってください。
〇 乾いた綿布で、すぐに水気を拭き取ってください。
〇 電子レンジ・食洗機・クレンザーのご使用はお避けください。
〇 保管中は、直射日光や極端な乾燥・湿気にご注意ください。
