2020年5月8日

富士見平を望む_2020立夏

Category: 八ヶ岳,

上:ほんのり花色に染まる、寅の刻の空  下:やんわり春色に染まる、辰の刻の空

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いつもの初夏と変わりなく、田植えがはじまる、立夏の頃
大地を守り続ける地元の方々のおかげで、今年もまた、
刻々と移りゆく、美しい田園風景を望む季節となりました。

5月の満月「フラワームーン」が西の山の端に沈む頃、
夜明けの富士見平が、ほんのり花色に染まりました。
まだまだ遅霜の心配をする、花冷えの朝、一瞬の光景。

やがて夜が明け、りんごの花や菜の花が咲く田園、
青空を映す田圃は、やんわり春色に染まりました。
この丘から望む風景を綴る、今できることに勤しむこの頃です。

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2020年5月5日

年輪を重ねる_2020立夏

Category: お箸,重ね箱

ちいさな家族のささやかな食卓に、手頃な大きさの「重ね箱」

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桜咲く季節を迎えた、立夏の頃
今年は、どこまでも続く空に、熱気球を望むこともできませんが、
GWの旗日に、お赤飯を炊いて、「重ね箱」に詰め合わせました。

野菜の煮物や焼き魚など、どこのご家庭でも食べる素材を選び、
手揉みの天日干しで保存していた、山の幸ぜんまいをご馳走に、
庭の青菜を摘んで、ささやかな花見弁当風に。

私たちのものづくりのテーマは「年輪を重ねる
何を食べるか?ではなく、どんなシーンでいただくか?を大切に。
森の中で、工房の中で、重ねてきた年月は「漆の器」の奥深さに。

満開の山桜の梢に、朧月を垣間見る、蛙始鳴の頃
枝先を据えて、文字通り、お赤飯弁当に花を添えました。
こんなシーンにもお役立ていただき、ご家族の思い出に♡

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2020年5月1日

富士見平を望む_2020穀雨

Category: 八ヶ岳,

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いつもの春と変わりなく、田植えの準備がはじまる、穀雨の頃
大地を守り続ける地元の方々のおかげで、今年もまた、
田圃に映える、美しいリフレクションを望む季節となりました。

昨年の今日は、令和に改元された日。
来年の今日は、和やかな令月ふたたび。

皐月の夜明け、蒼い空を映す水面に、こころ惹かれて。
この丘から望む風景を綴ることが、今できることと思いながら、
シャッターチャンスを追いかけて、早起きするこの頃です。

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2020年4月29日

霜止出苗の頃

Category: 八ヶ岳,

この丘の春は、ゆっくりと、じっくりと、足並みそろえて

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七十二候では「霜止出苗(しもやんでなえいづる)」の頃、
降霜が終わり、稲の苗が生長する季節を表現していますが、
今朝も遅霜が降り、若葉萌ゆる季節を、こころ待ちにするこの頃です。

今年は春が早く訪れそうですね~と話した、大寒の頃
花冷えですね~とご挨拶する、穀雨の頃は例年並みに。
一昨年は、リンゴの花が咲き、田圃に水が入りはじめていたことを物語る、
「定点観測の軌跡」は、季節の移り変わりの比較に。

漆の器」のつかい手となり、私たちの活動を応援してくださる皆さまと、
憂いなくふれあうことができる日まで、店舗営業はお休みする心積もりです。
この丘の春のように、ゆっくりと、じっくりと、足並みそろえて。

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2020年4月24日

ちいさな種から_2020春

のびのびと枝を伸ばす板屋楓に、大きくなったね~と声かける朝
清楚で可憐な花は、いつしか“プロペラ”となり、風に乗って遠くへ

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『そらいろの丘』に植樹した板屋楓(いたやかえで)が、花を咲かせました。
ちいさな種から芽生え、この丘へ定植した幼木は、いつしか見上げるほどに 🌳
華やかに咲き誇る園芸種の花と違い、野生種の花は、ひっそりと、しっとりと、
自然の営みのあるべき姿を諭してくれます。

板で葺いた屋根のように、葉がよく繁ることに由来するイタヤカエデは、
木材流通上では、日本に育つ他のカエデや、外国産メイプルと区別され、
通直で硬質できめ細かな木材は、「木の芸術品」といわれるピアノに使われます。
ピアノのある風景に、イタヤカエデの生長を重ねた、5年目の春。

ものがたりは、ちいさな種から。
ちいさな命の尊さを思うこの頃です。

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2020年4月20日

年輪を重ねる_2020春・続

ちいさな家族のささやかな食卓に、手頃な大きさの重ね箱・みつ入れ子

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私たちのものづくりのテーマは「年輪を重ねる」ですが、
年一度は首都圏へ出向くことを掲げ、入選の便りにわくわくしておりました、
にわのわ アート&クラフトフェア・チバ』の2020年の開催が一年延期に 💧

中止ではなく延期という表現に、実行委員の皆さまのご尽力が感じられ、
つくり手はものづくりに励み、つかい手はおだやかな日々が戻ってくることを望み、
一年先に向かってこころがつながってゆく「わ」と、ありがたく受け留めました。

その『にわのわ』で、出展者紹介を掲載いただきました。
お会いできる日を楽しみにしています~と、激励のメッセージも届きました。
私たちのものづくりは、多く早くではなく細く長く、一年後の開催をこころの糧に。

《お知らせ》
「漆の器」のご購入に、クレジットカード決済を導入いたしました。
6月30日まで、キャッシュレス・消費者還元事業に加盟しております。

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2020年4月13日

荒船丸ゆく_番外編

Category: ,浅間山,荒船山

空はひろく、地球はまるく、「荒船丸」は遙か右方へ

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荒船丸」が朝陽を追い越す季節、定点から撮影することはできませんが、
向かいの田園から、軽井沢方面を望む空に、昇りゆく朝陽と浅間山。
元日の初日は7時過ぎでしたが、5時過ぎには夜が明けるこの頃です。

明日への希望」というタイトルでお知らせしておりますように、
変わりゆく社会情勢から、個別対応以外は、店舗休業せざるを得ないことに 💧

しばらくの間、ものづくり森づくりに専念しようと、前向きに考えております。
お役に立てることは、個別対応しておりますので、どうぞお声がけくださいませ。
「そらいろ便り」から発信する1枚の写真が、明日への希望となりますように…

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2020年4月11日

富士見平を望む_2020清明

Category: 八ヶ岳,

八ヶ岳の頂はふたたび白く、『そらいろの丘』の春はゆるやかに

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信州小諸での9年目の春。
標高差150メートル下った町中では、ソメイヨシノが見頃のようですが、
大寒の頃と変わらない田園風景は、明日への力を蓄えているかのように。

3日前はスーパームーンでしたが、ためらいながら昇ってくる「十六夜」
月の出を立って待つ「立待月」、座って待つ(ほどゆっくり昇る)「居待月」
が西の空で、次の満月は5月7日ですよ~と微笑んでいるかのように。
何事も自粛の日々、月に願い、満ち欠けに親しみながら過ごしたいものです。

自然の営みは変わらず、万物が清く、明るく、美しい、清明の頃
指標植物のコブシが花を咲かせ、バッコヤナギの穂が青空に映えて、
園芸植物のような華やかさはなくとも、『そらいろの丘』の春はうららかに。

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2020年4月7日

冬木立の向こうに_2020卯月

Category: 北アルプス,

日々移り変わる色合いは、自然の営み、刻々と染まりゆく色合いは、自然の奥深さ

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冬木立の向こうに垣間見る、北アルプスの白い頂。
その一瞬にこころ留めて、カメラを向けていますが、
朝陽が昇る方角と同様に、夕陽が沈む方角も、日々刻々と移りゆき、
槍ヶ岳の頂と、絶妙なシャッターチャンスに、胸おどるこの頃です。

手持ちの望遠レンズでは限界を感じながらも、
槍ヶ岳の方角に陽が沈む、山ぎわが黄昏色に染まるマジックアワー、
残照にくっきりと映える、一瞬の撮影にチャレンジ!
ひとの営みを見守るかのような、神々しいシルエットとなりました。

この木立に若葉ゆれる、芽吹きの季節はもうすぐそこに。

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2020年3月31日

空へ続く_2020春

ほんのりふくらむ木々の梢も、空へ続く、早春の風景

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各地から桜便りが届く季節、信州小諸は梅の花咲くこの頃です。
今年は雪のない冬でしたね~とご挨拶する、春分の頃
湿雪がみるみる積もり、降りじまいの雪を表す「雪の果て」に。
写真は啓蟄の頃空へ続く『そらいろの丘』より。

5年目の春、思いがけず試練の日々となりましたが、
新作発表に向けたものづくりと、植樹の季節を迎えた森づくりに専念し、
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様をおもてなしする、
独創性ある店づくりに尽力したいと、あらためてこころに刻みました。

この丘から撮影する、移りゆく風景もまた、独創性のひとつ。
店舗兼住宅だからこそ、シャッターチャンスに恵まれる一瞬の光景を、
ご来訪や再訪を思い描いていただく、写真と文章で伝えてゆく活動が、
このまちのお役に立つことを、こころより願っております。

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