2020年9月4日
            	
	            
			
				

「天地始粛(てんちはじめてさむし)」も移りゆく頃、
さわやかな風に誘われて、カメラを持って丘に立つと、
そんな予感通り、ドラマチックな朝焼けが描かれました。
橙色から茜色へと染まりゆく、黄昏色に染まる時。
紅色から曙色へと染まりゆく、東雲色に染まる時。
鮮やかな色彩からはじまり、やがて漆黒の闇へとけ込む夕暮れ。
明るみはじめた空が深紅に、やがて太陽の光に薄れゆく夜明け。
夕暮れと夜明けでは、グラデーション=色の段階的変化が逆。
いつしか日の入りが早く、日の出が遅くなりましたが、
自然の営みはつつがなく、7年目の秋がはじまりました。

							 
			
    			 
					
				2020年8月26日
            	
	            
			
				

上:立秋を過ぎて、空や風がほんのり秋めく「山の日」
下:処暑を過ぎて、ほんのり黄金色へ移りゆく田園
 

空や風がほんのり秋めく立秋から、季節はいつしか処暑へ。
窓の向こうの田園は、日に日に黄金色へ、移りゆくこの頃です。
ひとの営みと自然の営みが織りなす風景は、もうすぐ実りの秋、
そして、ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は6年目の秋に。
「十年一昔」という諺のように、十年を一区切りに歩んできましたが、
思いもよらない試練に直面し、思うように活動することができない今、
「五年一昔」とふり返る、6年目のはじまりとなりました。
『そらいろの丘』は、私たちにとって、
終の住まいであり、生涯現役であり続けるための活動拠点です。
数百本の年輪を刻む木から見れば、わずか5年、さらに5年ですが、
この丘を守りながら、私たちらしく前進したいと思っております。

							 
			
    			 
					
				2020年8月7日
            	
	            
			
				
立秋の夜明け、東雲色に染まる、一瞬の“そらいろ”
 

立秋の夜明け、美しい朝焼け、東雲色に染まる時。
秋の季語でもある朝露が降りて、暦通りに秋が訪れました。
「朝露が降りると晴れ」という、諺通りに残暑の日々ですが、
朝夕の虫の音に、移りゆく季節を感じるこの頃です。
ひまわりの写真を見てこころが明るくなりましたよ~
日照不足で生長が遅れ、細く小ぶりながらも、一生懸命に花を咲かせる、
ちいさな種から芽生えた尊い命に、笑みがこぼれましたら何よりです。
ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は、もうすぐ6年目の秋。
5年間の出会いをこころの糧に、深く長くありたいと前進しております。
こちらこそ、あたたかなメッセージに、こころが明るくなりました♡
こんな時こそ、声をかけあい、励ましあい、思いやるこころを大切に。

							 
			
    			 
					
				2020年8月4日
            	
	            
			
				




ひとつひとつ、こころを結ぶ、“そらいろスタイル”の贈り物。
今年の新作「むつ入れ子」も、2色のお箱をご用意しました。
持参するにも、発送するにも、手頃な大きさが魅力ゆえ、
さまざまなシーンで、お喜びいただけることを願っております。
これまで、ご友人の結婚式に、ご両親の金婚式に、
還暦など節目の日の御祝に、卒業など門出の日の御祝に、
ご退職などの記念品に、ご家族への誕生日プレゼントに、
さまざまなご依頼を承り、こころを込めて、水引を結びました。
ハート型の「あわび結び」も、塗師自ら結ぶことも、
ちいさな店舗ならでは、ていねいな仕事を心がけています。
ものがひとの絆を深め、ひとがことの糸を紡ぐ…
「むつ入れ子」もまた、お役に立つことができますように♡

							 
			
    			 
					
				2020年8月2日
            	
	            
			
				

明けました!咲きました!
梅雨明けが発表された翌朝、ひまわりが花開きました。
日照不足で生長が後れ、細く小ぶりではありますが、
「太陽の花」という学名通り、太陽のように輝いています。
7月24日に梅雨明け、8月4日に開花、降雹にも負けず一生懸命に輝いた 2019年
6月29日に梅雨明け、7月31日に開花、台風一過のはれやかな空に映えた 2018年
7月6日に梅雨明け、7月20日に開花、残り梅雨のぐずついた空に咲いた 2017年
1枚の写真は、記録となり、記憶となり、軌跡となり。
『そらいろの丘』にひまわり、想像しただけでもぴったりね~
ご来訪いただくことができなくても、写真でお伝えしますね~
この丘の盛夏に、想いを馳せていただけましたら何よりです 🌻

							 
			
    			 
					
				2020年7月26日
            	
	            
			
				





どんな風に使おうか、あれこれイメージすることも、愉しさのひとつ。
いちばん大きなサイズに、すっぽりと片付くことも、嬉しさのひとつ。
おべんとうに、おうちごはんに、さまざまなシーンで活躍する入れ子が、
“そらいろスタイル”のオリジナル品「むつ入れ子」となりました!
最小φ96mm ~ 最大φ136mm の6個1組、手のひらに馴染むサイズで、
重ね箱やこ膳と同様、波模様を描く綴じ目は、曲げ物ならではの魅力。
曲げに強い檜(ひのき)を側板、吸水性のよい椹(さわら)を蓋・底板に使い、
私たちらしい“かたち”となるよう、手間と時間をかけて創りあげました。
ひとつひとつ、こころを結ぶ、“そらいろスタイル”の贈り物にもぜひ。
私たちを応援してくださる皆さまの元へ、旅立つ日をこころの糧に。

							 
			
    			 
					
				2020年7月16日
            	
	            
			
				
早朝のひと時、梅雨明けを思わす夏空に深呼吸!
 

「荒船丸」を望む、夏空を思わす朝。
梅雨寒と日照不足で、恒例のひまわりは生長が遅れています。
定点観測の軌跡をたどり、その年その年の天候の違いを実感、
はじめの一輪が7月下旬に花開いた、3年前を思い出しながら。
信州小諸らしいスカッと青空、向こうの田園をわたる青田風、
梅雨明けはもうすぐと、ひまわりを見守るこの頃です。
5年の歩みを振りかえり、私たちの店舗の進むべき道を実感、
ひと組のお客様とひと時を重ねる、ふれあいを想い描きながら。

							 
			
    			 
					
				2020年7月16日
            	
	            
			
				
夜明けの空にとけ込む、暁月と金星(矢印)と木造建築と
 

『そらいろの丘』の1日は、夜明けの空を望むことから。
梅雨明けをこころ待ちにする朝、カメラを持って丘に立つと、
「宵の明星」として見上げていた金星が「明けの明星」に☆
「空へ続く」木造建築も、暁月と金星を見上げるように、
カメラを構える私もまた、夜明けの空にとけ込むように。
地球の流転と宇宙の神秘を感じる、一瞬の光景となりました。
木造建築への深い造詣から創りだされた、自然と調和する一軒家。
御牧ヶ原の丘の上に、ポツンと佇む『そらいろの丘』は、
時を経るほどに、この丘へ根ざして、風景にとけ込むかのように。

							 
			
    			 
					
				2020年7月10日
            	
	            
			
				

暦の上では小暑、七十二候では「温風至(あつかぜいたる)」の頃ですが、
今年は肌寒く、ひまわりの生長も遅く、どんより梅雨空が続いています。
雨あがりの夕暮れ、木立から差しこむ夕陽に、カメラを持って丘に立つと、
そんな予感通り、空がみるみる紅く染まり、美しい夕焼けが描かれました。
明日への希望を感じる、今年いちばんのドラマチックな夕空、
温風の季節はもうすぐそこに、自然の営みの声が聞こえてきました。
「いつかの夕暮れ」は、一緒に見上げた同志と、こころのアルバムに。
この日の夕空は、七夜月の夕暮れと、こころに刻みました。

							 
			
    			 
					
				2020年7月9日
            	
	            
			
				

「空色鼠」から「鈍色」へ、刻々と移りゆく“そらいろ”
 

この丘に立つと、空が広いわ~
とよく言われますが、どんより梅雨空の季節は、迫り来る雨雲もド迫力。
雨足はぐんぐん近づいて、やがて雨音が響きわたり、
日本の伝統色に例えるなら、空色鼠(そらいろねず)から鈍色(にびいろ)へ。
昨年は日照不足、一昨年は空梅雨と、年による天候の違いを実感しながら、
スカッと青空に映える八ヶ岳を、こころ待ちにするこの頃です。
ひと組のお客様とひと時を重ねる、ご予約制の店舗ならでは、
窓辺のお席で、移りゆく空模様を、こころに刻んでいただけますように。
