黄昏色に染まる時_2019睦月

東の空に仰いだ「二十六夜月」は、西の空の「夕月」へ、 月の満ち欠けに、移りゆく季節を知るこの頃です。 マイナス10℃超と今冬いちばんの冷えこみとなった、翌朝の前兆のように、 山ぎわのグラデーションがひときわ映える、マジッ […]

空へ続く_2019小寒

今冬いちばんとなる、マイナス10℃超まで冷えこんだ朝、 ふと見上げると、晩秋の頃を思い出す、美しい雲模様。 北風が描いたうろこ雲は、ぐんぐん&みるみると流れゆき、 また雲ひとつない、澄みわたる冬空へと、移りゆきました。 […]

黄昏色に染まる時_2018霜降

ひこうき雲がすぅ~っと描かれた、黄昏色に染まる時。 やがて『そらいろの丘』は、漆黒の闇へとけ込んでゆきました。 いつかの夕暮れをご一緒したお客様が、サンセットの時間帯に再来店、 あのお椀で、毎日ご飯を食べています~ 艶が […]

東雲色に染まる時_2018秋

秋の野にススキゆれる、東雲色に染まる時。 右に荒海を進む「荒船山」ふたたび、サンライズの方角も移りゆく、 「朝焼けに蓑を持て」という諺の通り、秋雨もようのこの頃です。 頭を垂れたひまわりは、種子を育む季節に。 この丘は、 […]

虹色に染まる時_2018秋

平成最後の秋のはじまり、台風一過の朝。 霧ヶ峰から美ヶ原を望む西の空に、虹が描かれました。 いつも風が強いから、風に強く育つのね~ 台風にも負けず、晩夏の頃のまま、立ち続けるひまわりに、 やさしいお言葉をかけてくださった […]

風景にとけ込む_2018晩夏

ふと見上げる空も、運ばれる風も、ほんのり秋めく頃。 頭を垂れたひまわりが、過ぎゆく季節を見送るように。 この夏も笑みがこぼれ、話がはずんだひまわりは、 千曲ビューライン沿いの後咲きも頭を垂れて、 前庭に咲いた大輪の花は、 […]

虹色に染まる時_2018晩夏

平成最後の夏の終わり、雨あがりの空。 夏野に続く千曲ビューラインから、浅間山へ向かって、 “幸運のサイン”といわれる、ダブルレインボーが描かれました。 ドラマチックな“そらいろ”は、いつも瞬く間に、 頭を垂れたひまわりが […]

風景にとけ込む_2018立秋

梅雨明けの朝から、小暑の頃、大暑の頃と、猛暑が続いた今夏、 ひと雨降るたび、ほんのり秋めく、立秋の頃。 岩のように沸きあがる雲を、見送った翌朝、ふいに秋が訪れました。 振り向けば、砂のように流れる雲と、さわやかな風。 霞 […]

黄昏色に染まる時_2018夏至

蝉羽月、常夏月… 夕暮れの“そらいろ”に、夏の訪れを予感した6月の終わり、 平年より22日早く、関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。 6月の梅雨明けは、観測史上初めてとのこと、 梅雨入りから23日という日数も、197 […]

東雲色に染まる時_2018夏至

早朝の雲の色を表す、「東雲(しののめ)」という風情ある言葉は、 古の住居の明かり取りに、篠竹が使われていたことから、 篠の目が転じて、夜明けの薄明かりを意味するようになったそうです。 ある朝、東の空のシャッターチャンスを […]