荒船丸ゆく_2020霜月_続

『そらいろの丘』の1日は、明けの明星を望むことから。 5月まで「宵の明星」として、黄昏時に見上げていた金星は、 7月から「明けの明星」となり、夜明けのグラデーションにきらり☆ 浅間おろしが吹き荒れた翌朝は、空がいちだんと […]

富士見平を望む_2020立冬

赤朽葉(あかくちば)に染まる山肌、力みなぎる土色の田園。 美しいコントラストに、移りゆく季節を感じるこの頃です。 「この地方での最も忘れ難い、最も心地の好い時の一つである」 島崎藤村が『千曲川のスケッチ』に綴っているよう […]

海を想う_2020晩秋

七十二候では「地始凍(ちはじめてこおる)」の頃、 浅間山が3度冠雪すると麓にも雪、といわれるように、 山麓のまちも、晩秋から初冬へ、移りゆくこの頃です。 朝晩の冷えこみに、空がいちだんと澄みわたる季節、 海を想う、幻想的 […]

浅間山を望む_2020神無月

季節は寒露に、七十二候では「菊花開(きくのはなひらく)」の頃。 草木に冷たい露が降り、この丘では野菊の花咲くこの頃です。 しばらく厚い雲に覆われていた浅間山は、 平年より10日早く、昨年より25日早い、初冠雪を迎えました […]

空をわたる_2020秋分

「霧」は秋の季語ですが、朝霧に包まれることの多い季節。 一寸先は霧とでも例えるような帳から、みるみる霧が晴れて、 美しい「秋の雲」が描く、一瞬の光景に、こころ留めて。 幾重にも連なる稜線の向こうに、富士の頂も薄っすらと、 […]

富士山を望む_2020長月

さわやかな風に誘われた朝、流れゆく雲の向こうに富士の頂! 「富士山を望む」ことができる日数が多い季節は10月~2月で、 雲の多い梅雨から盛夏の6月~8月、秋の長雨が続く9月は、 シャッターチャンスに恵まれることなく、ここ […]

富士見平を望む_2020処暑

空や風がほんのり秋めく立秋から、季節はいつしか処暑へ。 窓の向こうの田園は、日に日に黄金色へ、移りゆくこの頃です。 ひとの営みと自然の営みが織りなす風景は、もうすぐ実りの秋、 そして、ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は […]

荒船丸ゆく_2020小暑

「荒船丸」を望む、夏空を思わす朝。 梅雨寒と日照不足で、恒例のひまわりは生長が遅れています。 定点観測の軌跡をたどり、その年その年の天候の違いを実感、 はじめの一輪が7月下旬に花開いた、3年前を思い出しながら。 信州小諸 […]

富士見平を望む_2020小暑

この丘に立つと、空が広いわ~ とよく言われますが、どんより梅雨空の季節は、迫り来る雨雲もド迫力。 雨足はぐんぐん近づいて、やがて雨音が響きわたり、 日本の伝統色に例えるなら、空色鼠(そらいろねず)から鈍色(にびいろ)へ。 […]

荒船丸ゆく_2020夏至

いつか旅した町の豪雨災害に胸痛む日々、こころよりお見舞い申し上げます 💧 日曜日の朝、荒船丸に登ってきます!と、メッセージが届きました。 荒船山を「荒船丸」と親しんでいただき、ありがとうございます。 翌日 […]