新しい年を迎えて_2023

信州小諸らしい澄みわたる空、カメラを持つ手も凍える新春。 刻々と移りゆく夜明けのグラデーションに「荒船丸」が際立ち、 その舳先に、2023年もまた、輝かしい初日を仰ぎました。 「漆の器」のつかい手となってくださったお客様 […]

荒船丸ゆく_2022冬至

信州小諸は、浅間おろし吹き荒ぶ季節となりました。 今日の最低気温は野辺山が日本でいちばん!とNHKの全国ニュースで報道された朝、 南に野辺山高原を望むこの丘も、マイナス10℃を超えそうな冷えこみとなりました。 晴天率の高 […]

富士見平を望む_2022霜降

季節はいつしか霜降に、七十二候では「霜始降(しもはじめてふる)」 野山の草木が色づき、山桜や楓がひと足早く落葉する頃。 浅間山が初冠雪を迎えた朝、八ヶ岳も御嶽山も薄ら白く、 信州小諸御牧ヶ原ならでは、澄みわたる空に、ひと […]

富士見平を望む_2022白露

残暑の日々もいつしか、朝霧が立ち、スズムシが鳴く頃。 久しぶりに青空ひろがる朝、黄金色に移りゆく田園風景 🌾 “原”を守り続ける皆さんのおかげで、ひとの営みが自然と調和して織りなす、 この風景を望むことが […]

空をわたる_2022夏至

『にわのわ』から無事帰宅した翌日の梅雨入り、 次なるチャレンジに勤しんでいる間の梅雨明け。 恵みの雨降る季節ならではのどんより曇り空に、 カメラを構えることのない日々を送っていましたが、 夏のはじまりを告げるかのような夜 […]

空をわたる_2022立夏

萌ゆる野山、りんごの花咲く田園、ふたたび冠雪した八ヶ岳。 向こうの田圃に水が潤い、カエルの大合唱もはじまりました。 立夏の朝、今年もまた「空をわたる」風景がひろがりました。 うららかな昼下がり、獣道にじぃ~っと佇むニホン […]

富士見平を望む_2022清明

自然の営みはつつがなく、万物が清く、明るく、美しい、清明の頃。 標高差150メートル下った町中では、ソメイヨシノが開花したようですが、 浅間おろし吹き荒ぶ日もある、御牧ヶ原の春はゆっくりと、じっくりと。 御嶽山、今日も見 […]

富士見平を望む_2022雨水

長野県内の高冷地、菅平や野辺山の気温が北海道より低い朝は、 御牧ヶ原もキーンと冷えこみ、寒冷地であることを実感します。 今年は立春を過ぎても「真冬日」が続き、雪が解けることなく、 昨年の雨水と見比べ、厳しい寒さを物語る、 […]

富士見平を望む_2022立春

長野県も雪でしょう?とご心配いただいた通り、 舞っても積もらなかった雪が、20センチ程の積雪となりました。 人生半ばを飛騨高山で暮らした塗師は、“雪またじ”も得意技。 晴天率の高いまちならでは、翌日は雪かき日和となりまし […]

荒船丸ゆく_2022睦月

睦月初め、遠路を再訪いただいたお客様と一番星を望み、 真冬日に凍えながら、あれこれ追われている間に、 「宵の明星」はいつしか、荒船丸も見上げる「明けの明星」へ。 今年は1月下旬から9月頃まで、 夜明けの空に金星を望むこと […]