年輪を重ねる_2020立冬

ちいさな家族のささやかな食卓に、手頃な大きさの重ね箱・みつ入れ子

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今年もまた、亡父の郷里から、新米の便りが届きました。
実りの季節が訪れるたび、思い出してくださり、ありがとうございます。

重ね箱」に蒲焼きはどうかな?
鰻重はご飯が見えないよ~
天然鰻は身が締まっているから!
鰻屋の重箱は長方形だし~

さりげない会話も、「新米を頂きますの儀」の思い出に。
黄葉したイタヤカエデが、ささやかな食卓に彩りを添えました。

私たちのものづくりのテーマは「年輪を重ねる
何を食べるか?ではなく、どんなシーンでいただくか?を大切に。
森の中で、工房の中で、重ねてきた年月=年輪は「漆の器」の奥深さに。
漆の器ひとつ、こころ豊かに、来る年の門出に使い初めませんか?

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