2019年6月22日

ちいさなアクション

麦藁が使われていたことから、“drinking straw”と呼ばれるストローは、役目を終えた後、土に還る素材

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6月は、環境省が主唱する「環境月間」です。
先週は軽井沢で「G20 関係閣僚会合」来週は「G20 大阪サミット」が開催されます。

深刻なプラスチックごみ問題、私達は店舗オープン当初より、
土に還る生分解性素材のストロー、プラごみの出ないおしぼりを提供しております。
そこまで徹底している店舗は、なかなかないですよ!と、
プラスチックのリサイクルに精通されるお客様から、激励のお言葉を頂戴しました。

「木」と向き合う仕事は、地球にやさしく、環境に負荷をかけないこと。
地球の未来へつなぐ、エコ&オーガニックなライフスタイルの提案は、
もう30年以上も、信念を持って歩んできた道、そしてライフワーク。
ちいさなアクションを広げてゆくことも、『そらいろの丘』が考える店づくりです。

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2019年6月19日

立待月の夜明け

Category: 八ヶ岳,

空が明るみはじめた寅の刻、富士見平を望む風景に、美しく映える「立待月」

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月を愛で、月と親しんできた、日本人。
太陽暦に代わる以前、月の満ち欠けを周期に、太陰暦が使われてきた歴史から、
多くの歌人が月を詠み、ロマンチックな月の物語が綴られてきました。

前の晩に、今か今かと立って待つうちに昇ってきた「立待月(たちまちづき)」
風情ある呼び名も、少し欠けたかたちも、奥ゆかしさを感じる「十七夜」が、
静寂につつまれた富士見平に、神秘的な光を放っていました。

東の空から昇る、夕べの月だけでなく、
西の空へ落ちる、夜明けの月も美しく。
朧月の夜明け蒼い朝を思いだす、「立待月の夜明け」とこころに刻みました。

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2019年6月18日

風景にとけこむ_2019夏

梅雨の合間の晴天と、緑深まる野山にとけこむ『そらいろの丘』

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小諸市から上田市へ続く、千曲川左岸広域農道「千曲ビューライン」は、
千曲川にかかる小諸大橋をわたると、信号もなく、街灯もない、一本道。
川原から標高差220メートルにもなる、急カーブが続く坂道を上ると、
ぱぁ~っと視界がひろがり、すぅ~っと深呼吸したくなる、田園風景。

丘の上にぽつんと佇む、ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は、
時を経るほどに、風合いを深めながら、風景にとけこんで
「木」と向き合ってきた、私達の活動拠点であり、終の住まいでもある、
この木造建築には、日本に育つさまざまな木が、適材適所に生かされて。

ギャラリーやカフェはどのまちにもありますが、大きな窓から望む風景、
いろいろな樹種が調和している、まるで森のようなここちよい木造空間、
夫婦共創の「漆の器」、塗師兼マスターが淹れるおもてなしのコーヒー、
ちいさな店舗ながら、すべてがオンリーワン!であることを大切に。

4年目の夏、信州小諸らしい晴天と、緑深まる野山にとけこんで。
アイキャッチとなるひまわりも定植、ご来訪をお待ちしております。

*店舗兼住宅につき、建物全景の写真撮影およびブログ・SNS等への
無断掲載はご遠慮いただいております~あしからずご了承くださいませ。

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2019年6月17日

富士山を望む_2019水無月

Category: ,富士山

近・中・遠景の向こうに富士山の頂、地球は丸い!と感じる風景

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『そらいろの丘』の朝は、山の端がやんわりと明るみはじめる頃、
幾重にも連なる稜線の向こうに、日本一の頂をあおぐことから。
見ているひと、見ることができるまちとの、つながりを感じます。

秋から冬は、凛とした空気に、くっきりと映しだされる富士山も、
春から夏は、霞や雲に覆われ、雄姿を見られない日もありますが、
五月晴の朝、青空に輝く、白い頂を望みました。

遠・中・近景が見事にバランスしていますね~
昨年の今頃、遠路をご来訪いただいた、お客様のお言葉そのものの風景。
今年は、文月・葉月・長月にも、シャッターチャンスが訪れますように。

睦月如月弥生卯月皐月水無月神無月霜月師走

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2019年6月16日

虹の向こうに_2019夏

Category: ,富士山

厚い雲に薄っすら描かれた虹(左中央)、山並みの向こうに富士山の白い頂(右)

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雨あがりの午後、風が通りぬけた空。
虹だよ!の声、ハッとカメラを持ち、パッと外へ出て、
1枚撮影している間に、雲の向こうへ消えてしまった虹。

虹始見(にじはじめてあらわる)は「清明」末候の4月中旬、
虹蔵不見(にじかくれてみえず)は「小雪」初候の11月下旬と、
七十二候に表現されていますが、今年は「立春」にはじまり、
「穀雨」には虹色の光の帯「環水平アーク」を望みました。

温暖化や異常気象など、地球の変化を危惧しながら、
“思いの架け橋”とも言われる虹へ、そっと願いを架けました。
雨あがりの朝は、西の空に、雨あがりの夕方は、東の空に。
「虹の向こうに」というタイトルで、虹色の空を追いかけて!

2019春 2019立春
2018秋 2018晩夏 2018夏 2018春
2016冬

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2019年6月11日

海を想う_2019夏

Category: 八ヶ岳,

ファインダー越しにひろがった、海を想う、蒼い朝

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みずみずしい大地に、さまざまな命が輝く季節、芒種(ぼうしゅ)。
七十二候では、カマキリが生まれ、ホタルが舞い、梅の実が色づく頃。
今年は「芒種」を迎えた翌日に、関東甲信の梅雨入りが発表されました。

野山も田園も、恵みの雨に潤い、緑深まる季節は、
夏の季語でもある「朝焼け」や「夕焼け」が、ドラマチックに映しだされ、
ハッとする“そらいろ”と、めぐり逢うこともあります。

今日は「海を想う」だね~みるみる霧が立ちこめる、雨あがりの夜明け、
ファインダー越しにひろがった一瞬の光景は、青ではなく、碧でもない、
草木が生い茂る意を持つ、「蒼い朝」とこころに刻みました。

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2019年5月31日

富士見平を望む_2019小満

Category: 八ヶ岳,

青空を映す田圃、ハルゼミの音とカッコウの声に、夏のはじまりを感じて

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万物が満ちあふれ、野山の草木が生い茂る「小満」、
ひと雨降るたび、新緑から深緑へ、移りゆく季節、
窓の向こうの田園もまた、緑深まるこの頃です。

上旬には雹や遅霜が降り、下旬には猛暑が続き、
例年になく、気候の変動が大きかった月の終わり、
ひとの営みと自然が織りなす、この風景にホッとしました。

3年目となるマイプロジェクト「ちいさな種から」は、
種まくから育てるへ、前庭千曲ビューライン沿いに定植、
今夏も笑みがこぼれ、話がはずみますように♡

この丘に根を下ろすことができた感謝の気持ち、
私達のものづくりの背景にひろがる美しい風景、
1枚の写真にメッセージをこめて、4年目の夏のはじまりに。

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2019年5月23日

手のひらから_2019春

手にとって、肌ざわりを感じて、「漆の器」に親しんでいただく、『そらいろの丘』の展示カウンター

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ものづくりと言っても、スタイルはそれぞれ。
つくることに専念して、委託や卸で販売する昔ながらの様式もありますが、
私達はつくり手であり、売り手であり、つかい手であることを大切に考え、
ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』を営んでおります。

また、この丘に根ざすことができた感謝の気持ちから、
年一度は首都圏へ出向き、信州小諸の魅力を広く伝えてゆくことを掲げて、
訪れてみたい!と思っていただける、お客様との対話を心がけています。
今年はスペースたかもり『週末2日展』へ、出展するご縁に恵まれました。

「文の京(ふみのみやこ)」という区名の通り、大学や神社仏閣も多く、
大通りから小路に入ると、閑静な住宅街と歴史ある庭園が残される文京区。
徳川幕府が設けた御薬園が前身の「小石川植物園」や、御朱印めぐりなど、
緑あふれる季節、散策が楽しいエリアです~どうぞお出掛けくださいませ。

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2019年5月21日

蚕起食桑の頃

Category:

上・左下:青空に映える、芽吹いたばかりの桑の葉、結びはじめた桑の実 
右下:たわわに熟した、マルベリーパープル色の桑の実(昨年6月上旬)

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万物が満ちあふれ、野山に草木が生い茂り、ちいさな実を結びはじめる、
小満」の初候は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」
芽吹きの遅い桑の木も、日に日に葉をひろげ、実を結ぶ季節となりました。

かつて養蚕が盛んだった東信濃には、ところどころに桑畑が残っています。
信濃国で育った糸は、「絹の道」を通り、横浜港から海を渡ったそうです。
蚕が桑の葉を食べはじめる頃という表現に、過ぎし日へ想いを馳せました。

地主さんのご厚意で、コツコツと整備した甲斐あって、
シルクにロマンを馳せた、桑畑は今、野生動物が集う憩いの場。
今年もポコリンがやって来るかな?と、桑の木の生長を見守るこの頃です。

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2019年5月17日

富士見平を望む_2019立夏

Category: 八ヶ岳,

上:水潤う田圃に映りこむ、パステルトーンの空  下:雲がリフレクションする、この季節ならではの光景

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窓のむこうの風景が、パステルトーンに染まる、立夏の頃。
蛙始鳴(かわずはじめてなく)」から「蚯蚓出(みみずいづる)」へ、
ひとの営みもまた、外仕事がここちよい季節となりました。

田圃に水が潤い、移りゆく風景を鏡のように映しだし、
田圃に映りこんだ空や雲が、一瞬の光景を描く季節。
いつかの紅に染まる時も、ちょうどこの頃、こころに刻みました。

早苗が背丈を伸ばすまで、今ならではの田園風景ですが、
今年はどんなリフレクションを見せてくれるだろう?
わくわく&ドキドキしながら、足早に月日が過ぎ行くこの頃です。

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