東雲色に染まる時_2018夏至

ふと見上げた空の色、こころ留めた瞬間

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早朝の雲の色を表す、「東雲(しののめ)」という風情ある言葉は、
古の住居の明かり取りに、篠竹が使われていたことから、
篠の目が転じて、夜明けの薄明かりを意味するようになったそうです。

ある朝、東の空のシャッターチャンスを待っていると、
西の空まで東雲色に染まる、一瞬の“そらいろ”が描かれました。
建物が左の定位置から、この朝は、建物が右のフレーミングに。

サッカーワールドカップ ロシア大会の帰国会見より、
「見上げた空の色は忘れるな」という言葉に、こころ染み入りました。
空はこころを映すキャンバス、こころ留めた瞬間、いつまでも大切に。

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