秋分の頃_2019
黄金色に輝く、実りの季節。
ひとの営みが自然と調和して織りなす風景は、収穫の時を迎えています。
“原”を守り続ける皆さんは、ご家族そろって稲刈りを、
窓の向こうの田園は、黄金色からふたたび土色へ、移りゆくこの頃です。
朝は西の方へ、夕は東の方へ、「はさ掛け」の影もまた、秋の風物詩。
その土地の風土が表れる、稲や藁の天日干しは、まさに日本の原風景。
一直線に整然と並ぶ光景は、のびやかな大地が続く御牧ヶ原ならでは。
やがて「はさ掛け」や「藁ぼっち」が、秋深まる風景を描くことでしょう。
美しい田園風景を望むことができる日々に、こころより感謝する季節です。
ささやかに、新米を美味しくいただく設えと、木の文化のこころも大切に。
立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨 立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑
立秋 処暑 白露 秋分 寒露 降霜 立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒