木を削る
長らく封印していた小道具を出して、木を削る、冬の日々…
ふと気づけば、早咲きの桜便り届く季節へと、移り変わっていました。
型に流し込んだり、力を加えて成形する素材と違い、
木塊(もっかい)を削り出し、かたちづくる木工品は、
後戻りができないゆえ、ひと削りひと削りが真剣勝負。
完成形をイメージしながら、少しずつ削ってゆきます。
樹種により堅さや肌ざわりが、同じ樹種でも木目や肌いろが、
木は生きている素材だから、ひとつひとつ個性があります。
ほんのりあたたかな手ざわりに、親しみを感じていただけるように、
毎日の暮らしに寄り添う、そんな商品を目指して、もうひとふんばり。
もの・ひと・まちのコラボレーションを掲げる『そらいろの丘』は、
このような宿題も承っております~商品発表を、どうぞお楽しみに!