浅間山を望む_2015霜月

hr1

山眠る季節のはじまり。

どんより厚い雲に覆われて、どこかもの寂しい、晩秋の日々が明け、
ぐっと冷え込んだ朝、しばらく顔を見せなかった
浅間山が、
ぽっと朝陽に頬を染め、やがて青空に、白い頂を映してくれました。

山眠るとはいえ、煙たなびく雄姿は、力強く、勇ましく、
すっかり落葉した大地の下で、自然の営みは休むことなく、
次の季節へ力を蓄えていることを、そっと諭してくれます。

師走間近の朝、息抜きしながら行こう!そんな声も聞こえてきました。

hr1

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