富士見平を望む_2023立春

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今年も立春を迎え、各地から早咲きの桜便りが届く季節となりましたが、
まだまだマイナス10℃まで冷えこむ朝も、真冬日に逆戻りする日もあり、
苗畑ではスコップの歯が立たず、暖かな日和をこころ待ちにするこの頃。

まさに三寒四温だね~
三歩進んで二歩さがるだね~
寒風が吹き荒ぶ日は、窓辺の陽だまりで、ちいさな種を選別しながら、
晴天率の高いまちならでは、太陽の恵みにこころより感謝する日々です。

平安時代に都へ献上した駿馬が駆けめぐったことに由来する、御牧ヶ原。
その地形から、いちばん高い所は森林が保水、次に畑、下に田、と水の流れを考え、
その歴史は風景となり、浅間山や八ヶ岳を仰ぐ眺望にとけ込み、大切な景観資産に。
御牧ヶ原の生態系保全に長年取り組まれてきた地元の方から教えていただきました。

その美しい景観を損なう、無秩序な太陽光発電設備の設置にゆれ動く小諸市。
心ある方々のご尽力のおかげで、条例策定に向けたパブリックコメント募集があり、
今できることと、森づくり40年の経験から考える意見を2案に提出しましたが、
「動植物の保護に関する条例(案)」に関する提言は私たちだけだった…と知り愕然。

関心が低いね~
募集も事務的だったね~
終の住まいと決めたまちの“気づき”となることも年の功、そして私たちのパーパス。
これからも「長野県SDGs推進企業」として【陸の豊かさも守ろう】を掲げて 🌳

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