2014年7月1日

©2014 Nobutaka Sawazaki

漆はJAPANと言われるように、縄文時代から受け継がれる日本文化です。
豊かな森の国で、木は自然の恵みとして、ひとの暮らしを潤してきました。
木を削り、磨き、漆を塗り重ねた器は、日本人の手にしっくり馴染みます。
薄っすら透ける木目は、森で刻まれた年輪、ひとつひとつの木の表情、
使いこむほどに深まる風合いも、生きている素材ならではの魅力です。
そして、手のひらから伝わってくるぬくもりに、木の鼓動が感じられます。
日本の伝統色「墨(すみ)」と「緋(あけ)」に染め、漆を塗り重ねた色合いは、
現代の暮らしにとけこみ、毎日の食卓を、さりげなく引き立てます。
この器と出会った風景を思い出すたび、会話がはずみ、笑みがこぼれます。
塗り直して長く使い続けられることも、他の素材にはない漆の魅力、
移りゆく季節に育まれた、森の命はかたちを変えて、ひとの傍らで生き続けます。
日々のお心がけと共に、愛着を持って、ご愛用いただけることを願っております。
〇 柔らかい綿布で汚れを拭き取り、ぬるま湯で洗ってください。
〇 乾いた綿布で、すぐに水気を拭き取ってください。
〇 電子レンジ・食洗機・クレンザーのご使用はお避けください。
〇 保管中は、直射日光や極端な乾燥・湿気にご注意ください。

2014年6月30日

セキユリヲさんがアートディレクションを務めた、オフィシャルガイドブック&DM
久留里の森づくりを紹介した、オリジナルカードスタンド&箸置き

風薫る5月から梅雨の6月へと移りゆく週末、
千葉県佐倉市で開催された にわのわ アート&クラフトフェア・チバ へ出展しました。
2008年より『NPOドングリの会』の活動で、
房総半島のほぼ中央に位置する国有林、久留里(くるり)の森づくりを続けてきたご縁から、
千葉という土地に愛着をもつ作家が創りあげるこのクラフトフェアへ、
私たちのものづくりと この丘から望む風景を、ひろく伝える機会となりました。
会場は『DIC川村記念美術館』という緑豊かな広い敷地で、雑木林に囲まれた芝生に、
テントを張り、作品を並べて、2日間で1万5千人ものお客様をお迎えしました。
「漆の器」だけでなく、森の整備で得られる小枝を活用したカードスタンド・箸置きも並べ、
「久留里の森づくり」の紹介と活動支援も呼びかけました。
クスノキ科の落葉低木で香りのよい黒文字(くろもじ)は、
お茶席や日本料理店で使われる楊枝に細工され、江戸時代より久留里の特産品として、
千葉の皆さんには馴染み深い木とあり、森づくり基金にたくさんのご支援をいただきました。
先日『ドングリの会東京』に届けてきました~『そらいろの丘』のささやかな一歩に。
ご賛同いただいた皆さま、ありがとうございます。
ご来場いただいた皆さま、またお会いできますように!

2014年6月30日

小さな想いは、やがて大きな空へ

信州小諸で新しい活動をはじめて3年目。
昨春より再開したものづくりと、移りゆく季節を伝える写真が少しずつ軌道に乗り、
このたび、ウェブサイトを開設することとなりました。
10年ほど前に仕事をご一緒させていただいたご縁で、
ライフスタイル分野のエディターとして活躍される田村敦子さんのディレクションにより、
料理研究家の上田淳子さん、写真家の澤崎信孝さんに撮影していただいた魅力的な写真が、
和の心を伝える「漆の器」に、親しみを感じていただくきっかけとなりますように。
StoryPhoto & Web の皆さんとの出会いから、ウェブサイトの一歩を踏み出しますこと、
こころより感謝しております。
信州小諸御牧ヶ原の“そらいろ”と「漆の器」に、私たちのメッセージをこめて……
ようこそ!そらいろの丘へ
