2019年4月3日

『スペースたかもり』にて

Category: 年輪を重ねる

手描きメッセージがお馴染みのDMに私たちのことも!嬉しいご縁に感謝♡

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私達のものづくりをご紹介する場として、年一度は首都圏へ、
今春は、東京都文京区のギャラリー『スペースたかもり』へ。

『NIKKEI プラス1』の「漆器の出番を増やしてみよう」という記事に共感し、
私達のプロフィールをお送りしたところ、あたたかにご対応いただき、
春から初夏に開催される『週末2日展』へ出展することとなりました。

『スペースたかもり』を主宰する髙森 寛子さん(生活エッセイスト)は、
つかい手の立場で「普段使いの漆の器」を語り、つくり手とつかい手を繋ぎ、
著書に綴り、自らのギャラリーで企画展を催し、漆の魅力を伝えている方です。

ご挨拶に伺った折、興味を持ってくださった、ひと粒のドングリの物語!
塗師と言っても、漆を塗るだけでなく、素地となる木を植え、育ててゆく…
私たちが大切にしている、森づくりに共鳴いただく、嬉しいご縁となりました。

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅より徒歩3分、春日通りから一歩入る閑静なビルで、
1・2階は、国際的に活躍される和菓子店『一幸庵』の店舗と工房、
3階が、髙森 寛子さんのお人柄あふれる空間です~ぜひお出掛けくださいませ。

*金・土のみ開廊する企画展で、開催日は写真右のカレンダーの通りです。

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2019年4月1日

富士見平を望む_2019令月

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あちこちの庭先に、梅の花かほる頃となりました。
厳寒の季節を越え、春に先がけて咲く梅は、小諸市の木。

森の国の「和の心」を伝えてゆく、私たちの事業所名は、
塗師の名前から一文字とって「漆の和」(うるしのかず)ですが、
「和」の字がついたらいいね~と話していたので、
新元号『令和』にこめられた想いを、嬉しく受け留めました。

私達の活動を通して『そらいろの丘』へご来訪いただき、
信州小諸の魅力を広く伝えてゆくことで、まちのお役に立ちたいと、
今年もまた、首都圏へ出向きます~あらためてご案内いたします。
折しも梅の花かほる頃、4年目の春が「令月」となりますように。

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2019年3月8日

浅間山を望む_2019弥生

Category: 浅間山を望む

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「春に3日の晴れなし」と言われるように、
春霞から霧へ、小雨から霙、そして名残雪へ、日々天気が変わるこの頃。
久しぶりの晴天に、厚い氷が解けて、水面が光る「みまき大池」へ。

三日月形の池は、まるで入り江か、はたまた河口のようで、
その向こうに、ほんのり春めく風景にとけ込む『そらいろの丘』が、
スカッと青空に映える、浅間連山の雄姿に抱かれていました。

見る角度を変えると、物事が違って見えることを諭してくれる山。
素晴らしい眺望のこの池畔は、いつ来ても強風に煽られますが、
「定点観測の軌跡」も4年目、この風景にめぐる季節も綴ってゆきます。

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2019年3月8日

富士見平を望む_2019啓蟄

上:目映い雪原ひろがる朝、春霞の向こうに八ヶ岳が薄っすらと
下:雨に洗われた澄みわたる空、白い山肌の八ヶ岳がくっきりと

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「春に3日の晴れなし」と言われるように、日々天気が変わるこの頃。
小雨から霙、そして名残雪へ、目映い雪原ひろがる朝もありますが、
雪を解かす、土の色はあたたかに、地球の鼓動が聞こえてくるかのようです。

そちらの天気はいかがですか?
首都圏へ出向いた折、出会いに恵まれたお客様からの嬉しいメッセージ!
凍結の心配なく、遠路をご来訪いただく、春は旅日和の季節のはじまり。

また違う季節に訪れたいわ~
『そらいろの丘』から望む風景に、共感いただいたお客様のお言葉。
4年目の春、再訪を思い描いていただく店づくりを、こころに刻みました。

今年から「富士見平を望む」とタイトルを改めましたが、
めぐる季節を綴ってきた、昨年の「定点観測の軌跡」に、
再訪を思い描いていただけますように~こころよりお待ちしております♡

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2019年2月4日

虹色に染まる時_2019立春

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二十四節気の「小雪」の初候に「虹蔵不見」(にじかくれてみえず)とあるように、
雨が雪に変わる季節は望むことのない虹が、立春の朝、見上げた空に。
春の訪れと共に、幸せが運ばれますよう、虹の向こうに、願いを架けました♡

暦の上では春とはいえ、まだまだ浅間おろしに首をすくめる、余寒の日々。
『そらいろの丘』の写真は、やっぱり大きな画面で見たいわ~
パソコンのお気に入りに登録してくださっているという、嬉しいお言葉。

こころを寄せてくださる、皆さまに感謝しながら、これからも綴ってゆきます。

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2019年2月2日

荒船丸ゆく_2019大寒

Category: 荒船丸ゆく

上:「二十六夜月」と金星が大接近!斜右上の木星の右方に、さそり座の1等星アンタレスも
下:「有明月」と金星と木星が斜上方向に並び、斜下方向には土星、 左下に「荒船丸」、右下に富士の頂

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月と金星と木星の共演を仰いだ新春から、早ひと月。
いつしか木星は金星の上へ、ふたたび「二十六夜月」を仰ぐ、如月の初め。
翌朝は、「有明月」と金星と木星が斜上方向に並び、斜下方向には土星も、
左下に「荒船丸」、右下に富士の頂と、夜明けの空の大共演となりました。

空がいちだんと澄みわたる、大寒の頃ならではの夜明け。
標準レンズで撮影した拙い写真ですが、宇宙の神秘が伝わりますように。

その翌日、「荒船丸」はどこですか~
遠路を再訪いただいたお客様と、黄昏色に染まる時をご一緒しました。
この丘から発信する風景が、信州小諸の魅力のひとつとなり、
ご来訪いただくきっかけとなることを、嬉しくこころに刻みました☆

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2019年1月23日

荒船丸ゆく_2019睦月_続

Category: 荒船丸ゆく

金星と木星、佐久平の“地上の星”、寒空を進む「荒船丸」

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「二十六夜月と明けの明星、木星の共演の幕開け」と、
お客様に教えていただいた、元日から、もうすぐひと月。
金星と木星が、今年前半でもっとも接近する!というニュースに、
早朝からカメラを構えて撮影した、明けゆく空に、星ふたつ。

よく見ると、木星の右方に、さそり座の1等星アンタレスも!
標準レンズで撮影した、拙い写真ですが、
はるか宇宙の神秘や地球の自転に、想いを馳せる、朝のひとコマ。
今月末には、また「有明月」が、惑星と並んで共演するそうです。

折しも、千曲ビューラインを照らす、ひと筋のヘッドライト…
森羅万象が描く、一瞬の光景と、こころに刻みました☆

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2019年1月17日

富士山を望む_2019睦月

Category: 富士山を望む

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睦月のある朝、「紅掛空色」(べにかけそらいろ) に染まる空、
幾重にも連なる、ゆるやかな山並みの向こうに、
ちょこっと抜きん出た白い頂が、おはよう!と声をかけてくれました。

やっぱり富士山、日本人は好きだから~
森づくりの活動地「富士山を望む」風景は、皆さまとのこころの絆、
この丘へ根ざす、私たちにとって、大切な“こころの風景”です。

四季折々に移りゆく富士山を、これからも追いかけて。

睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神無月 霜月 師走

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2019年1月11日

黄昏色に染まる時_2019睦月

澄みわたる冬空に映える、山並みと夕月、点々と輝く“地上の星”

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東の空に仰いだ「二十六夜月」は、西の空の「夕月」へ、
月の満ち欠けに、移りゆく季節を知るこの頃です。
マイナス10℃超と今冬いちばんの冷えこみとなった、翌朝の前兆のように、
山ぎわのグラデーションがひときわ映える、マジックアワーとなりました。

こんな“そらいろ”を、心ゆくまでお愉しみいただきたい…との思いから、
『そらいろの丘』は、閉店時間を「~夕暮れまで」とご案内しております。
私達の「漆の器」のつかい手となってくださった皆さま、
薪ストーブの炎を灯りに、黄昏色に染まる時を、ご一緒しませんか?

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2019年1月10日

空へ続く_2019小寒

Category: 空へ続く

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今冬いちばんとなる、マイナス10℃超まで冷えこんだ朝、
ふと見上げると、晩秋の頃を思い出す、美しい雲模様。
北風が描いたうろこ雲は、ぐんぐん&みるみると流れゆき、
また雲ひとつない、澄みわたる冬空へと、移りゆきました。

日本に育つ木の有効活用を掲げ、「空へ続く」をコンセプトに、
木造建築への深い造詣から創りだされた、自然と調和する一軒家。
御牧ヶ原の小高い丘に、ポツンと佇む『そらいろの丘』は、
時を経るほどに、この丘へ根ざして、風景にとけ込むかのように。

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