2019年9月19日
美しい雲模様は、秋本番のはじまり。
空へ続く『そらいろの丘』が、風景にとけ込んだ夜明け。
涼風が描いたうろこ雲は、ぐんぐん&みるみると流れゆき、
やがて空へ続くこの丘は、さわやかな風わたる旅日和に。
ひょっこりひとり旅しています~
郷里の友からメッセージが届いた朝、こころ留めた“そらいろ”より。
日本に育つ木の有効活用を掲げ、「空へ続く」をコンセプトに、
木造建築への深い造詣から創りだされた、自然と調和する一軒家。
御牧ヶ原の丘の上に、ポツンと佇む『そらいろの丘』は、
時を経るほどに、この丘へ根ざして、風景にとけ込むかのように。
2019年9月10日
台風一過の夕暮れ、真っ赤な夕焼けにとけ込む『そらいろの丘』
夜がだんだん長くなることに由来し、その略といわれる長月は、
落陽がだんだん早くなり、さわやかな夕風を肌寒く感じる頃。
台風一過の夕暮れ、紅葉の季節を思わせる、真っ赤な夕焼け、
やがて『そらいろの丘』は、漆黒の闇に包まれてゆきました。
蝉の大合唱から、ここちよい秋の虫の音へ移りゆく頃、
この日の夕空は、夜長月の夕暮れと、こころに刻みました。
台風15号の影響を受けられた皆さま、こころよりお見舞い申し上げます。
早くおだやかな日々が戻りますよう、微力ながら、祈念しております。
2019年9月7日
七十二候では「禾乃登(こくものすなわちみのる)」の頃、
窓の向こうの田園も、実りの季節を迎えています。
しばらく雲に覆われていた八ヶ岳が、スカッと青空に映える朝は、
美しい田園風景を望むことができる日々に、こころより感謝して。
実るほど稲穂が頭を垂れ、ささやかに新米をいただく、
実りの季節は「木の文化」に親しむ時でもあります。
新年に使い初めたい!という皆さま、「重ね箱」と「おお椀」は、
9月末までご予約いただいた方へ、12月下旬にお届けいたします。
皆さまの歩みと年輪を重ねる私たちのものづくりが、
実りの季節を愉しむ、お役に立てることを願っております。
2019年8月26日
雨雲と山頂がつながった、いつかの夜明けは、やがて雨降る合図に
いつしか季節は、暑さが和らぐ「処暑」へ、
朝晩は20℃を下回り、高原の風わたるこの頃です。
浅間山噴火の報道のたび、ご心配いただき、ありがとうございます。
「立秋」前日より小規模で、警戒レベルは2を維持とのことです。
山滴る季節から山粧う季節へ、暑さも鎮まり、山も人もホッとひと息、
翌朝の浅間山は、いつもの雄姿で、山麓のまちを見守るように…
雨雲と山頂がつながった、いつかの夜明け、
噴煙のように見えた雲は、やがて雨降る合図となりました。
2019年8月18日
日照不足と降雹で、細く小ぶりながら、次々と花咲かせるひまわり。
傷ついた痛々しい姿でも、笑みがこぼれ、話がはずむ「太陽の花」。
葉っぱはボロボロですが、頑張って花咲かせてくれました~
ご近所のお客様から、嬉しいメッセージが届きました!
ご家族で見守ってくださった様子を思い浮かべ、あたたかな気持ちに。
この丘のひまわりも、早咲きは頭を垂れ、種子を育む季節へ。
選りすぐりの種を、同様に蒔いても、生長はそれぞれで、
後から定植した2列目が、ようやく可愛らしい花咲かせるこの頃です。
ものがたりは、ちいさな種から。
2019年8月15日
天気や季節のゆくえを知る、大きな窓辺から望むパノラマ
この窓辺は「雨脚」がよく見えますね~
大きな窓から、富士見平を望むパノラマは、日々刻々と移りゆき、
迫りくる雨雲や、流れゆく夏雲を、間近に眺めることができます。
雨雲は風に追われ、雨に洗われた清らかな夜空に、
ひまわりを想う、華やかな大輪の花が咲きました。
お盆の花火大会が終わると、暑さが和らぎ、ふいに秋が訪れます。
八ヶ岳が青空に映える頃、また来ますね~
お持ち帰りいただいた「漆の器」を手にするたび、
いつかの再訪を、思い描いていただけますように♡
2019年8月13日
富士見平を望む風景に、秋近しと感じた立秋前。
あの日から早1週間、降雹でボロボロになりながらも、
懸命に、勇敢に、ひまわりは次々と、花を咲かせています。
梅雨から初夏の日照不足で、細く小ぶりではありますが、
ちいさな種から芽生え、人の背丈より高く、頭より大きく、
ぐんぐん育った大輪の花は、やはり「太陽の花」。
ひまわりを背景に、記念撮影してもいいですか~
ひと目で気に入ってくださった、私たちの「漆の器」と共に、
この夏の大切な思い出となりましたら、何よりです♡
2019年8月8日
風抜ける木立に垣間見る朝陽、左端のひまわり(写真では中央)が “はじめの一輪”
暦の上では立秋の頃、日中の残暑はまだまだ続きそうですが、
朝夕には秋の虫の音、ほんのり秋めく季節となりました。
浅間山噴火の報道に、ご心配の声を寄せていただき、ありがとうございます。
入山規制となりましたが、噴火は小規模で、周辺への影響はございません。
今朝の浅間山は、いつもの雄姿で、山麓のまちを見守るように…
その予兆?かも知れない、前日午後の雷雨と雹…
この丘のひまわりも、葉っぱがボロボロになってしまいましたが(涙)
懸命に花を咲かせる勇姿は、明日へ向かうことを、諭しているかのようです。
ひまわりを楽しみにしてくださっていた皆さま、
傷ついても、勇敢に花咲かせるひまわり達を、見守っていただけますように♡
今夏も嬉しい出会い&再会に恵まれますよう、こころよりお待ちしております!
2019年8月6日
上:美しい雲模様に、秋近しと感じた朝 下:立秋前に咲きましょう!ひまわり達の声が聞こえて
久しぶりに八ヶ岳を望む朝、「秋雲は砂の如く」を思う空模様、
ひさしぶりにカメラを持ち、朝空にファインダーを向けました。
猛暑の日々ながら、秋近しと感じる、一瞬の“そらいろ”でした。
ひまわりが咲く頃に行きますね~
お客様からご連絡いただき、ハラハラと見守っていたひまわりは、
“はじめの一輪”が花開き、お盆に見頃を迎えそうです!
日照不足で生長が遅れたものの、梅雨明け後にぐんぐん育ち、
雹で葉っぱが傷つき、台風で横倒しになった、昨夏と比べ、
細めで小ぶりながら、空へ続くかのように、真っ直ぐ首を伸ばしています。
今夏も、鮮やかな花に笑みがこぼれ、はれやかな気持ちとなりますように♡
「ひまわり咲く丘」は、もうすぐそこに。
2019年8月1日
オオムラサキの羽の色と、優雅な舞いを想う、こころ留めた“そらいろ”
今年もまた、ドラマチックな夕焼けが楽しみな季節となりました。
山の端に落ちる夕陽、山ぎわのグラデーションに、ホッとする冬と違い、
黄昏時から逢魔時へ移ろう頃、空がみるみる紅く染まり、ハッとする夏。
つい先日、国蝶オオムラサキがひらり!この丘へ飛んできました。
幼虫はエノキで育ちますが、成虫はコナラやクワの樹液に集まるそうです。
あの桑畑は今、ポコリンやツネピーに代わり、蝶が集う憩いの場に。
いつかの雄と、いつかの雌が、この丘でめぐり逢いますように…
七夕にちなんで「愛逢月(めであいづき)」と呼ばれる、文月の異称から、
この日の夕空を、愛逢月の夕暮れと、こころに刻みました。
空を見あげながら『糸』を口ずさんだ、いつかの夕暮れより。