2020年10月3日

秋ならではの雲模様、風景にとこ込んだ、一瞬の光景!

七十二候では、「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」の頃。
流れゆくうろこ雲に、カメラを持って丘に立つと、
そんな予感通り、ドラマチックな秋模様が描かれました。
「空へ続く」をコンセプトに設計した木造建築が、
「空へ続く」かのように自然と調和した瞬間!
空へ続く支柱と屋根、薪ストーブの煙突、東雲色に染まる大きな窓、
この角度から撮影する風景も、記録となり、記憶となり、軌跡となり。
「出前授業」で出会った女子高生も、この空を見上げているかな?
そう思うだけで、あたたかな気持ちになりました。
身近な風景から、長野県の魅力の「気づき」へつながりますように♡
*「空へ続く」は、国産材を活用した木造建築の普及を願って、
『そらいろの丘』オフィシャルよりご紹介しております。
店舗兼住宅につき、建物全景の写真撮影およびブログ・SNS 等への
無断掲載はご遠慮いただいております~どうぞご了承くださいませ。

2020年10月1日

この丘へ植樹したミズナラ、この丘の未来を見つめるドングリ

店舗建築にあたり、中小企業庁の「地域需要創造型等起業・創業促進事業」にチャレンジし、
独創性のある事業として採択され、現在は 起業家教育の協力事業者 に登録しています。
相応の倍率だったので、その年度の採択も、今年度の登録も、小諸市で唯一の事業所として、
この丘へ根を下ろすことができた感謝の気持ちから、お役に立ちたいと考えています。
教育機関へ出向き、これからの時代に必要な起業家マインドなどを「伝える」仕事ですが、
長野県更級農業高校よりご依頼いただき、初めての「出前授業」に出張しました。
1907年 (明治40年) 創立、特色ある「学び」を掲げている、歴史ある公立高校で、
今回はグリーンライフ科 3年生に、長野県の魅力の「気づき」につながる視点の持ち方をと、
「そらいろ便り」でご紹介している、この丘から望む風景のスライドショーを背景に、
日本の森林面積は?森林面積の広い県は?と投げかけながら、夫婦共創で講演しました。
飛騨高山に赴任されていたという担当教諭が、私たちの前職 オークヴィレッジをご存知で、
プロフィールに親近感を持ってくださった…というご縁に、こころより感謝申し上げます。
漆塗りの刷毛が黒髪で作られていることに、驚いている生徒がたくさんいました~
スライドショーの写真が印象的で、登下校時に空を見上げてみようと思いました~
長野県を素晴らしいと思えることを探したい~など、生徒の感想をフィードバックいただき、
未来を見つめる、ピュアな瞳とふれあう、新たな一歩をこころに刻みました。
ものがたりは、ちいさな種から。
『そらいろの丘』は、10月8日「木の日」で6年目を迎えます。

2020年9月16日


野山の草木が露を結び、ほんのり色づきはじめる、白露の頃。
フォトグラファーとしても活躍される女将さんとのご縁から、
上棟式のお弁当を作っていただいた、小諸の名店『天麩羅割烹懐(かい)』に、
今回は「重ね箱」を持参して、お料理をテイクアウトしました。
細かなお心遣いと熟練の技が詰まった、旬の素材を生かした盛り合わせに、
ささやかながら、自作のご飯とお味噌汁、風抜ける木立の草木を添えて、
実りの秋の昼下がり、おうちでミニ懐石!を演出しました。
プラスチック廃棄物があふれ、脱プラスチックが叫ばれる時代、
「漆の器」持参で快くご対応いただき、ありがとうございます。
愛情を込めてものを創り、愛情を持ってものを買い、愛着を持ってものを使う、
ゆるぎない思いが伝わりますように~1枚の写真にメッセージをこめて。

2020年9月13日


みまき大池から描かれた、幸せを運ぶダブルレインボー !!

雨あがりの夜明け、白露が結ぶ頃。
虹だよ!の声に、ハッとカメラを持ち、パッと外へ出ると、
“幸運のサイン”といわれるダブルレインボー !!
虹始見(にじはじめてあらわる)は「清明」末候の4月中旬、
虹蔵不見(にじかくれてみえず)は「小雪」初候の11月下旬、
と七十二候に表現されていますが、今年は薄っすら消えゆく虹ばかりで、
ひと雨過ぎるたび、そわそわ&ワクワクと、こころ待ちにしていました。
住んでいるから撮影できるのね~
とよく言われますが、そんな一瞬の光景から、幸せが運ばれますように。
いつもご覧いただいている皆さまへ、1枚の写真にメッセージをこめて♡
2019梅雨 2019春 2019立春
2018秋 2018晩夏 2018夏 2018春
2016冬

2020年9月4日


さわやかな風に誘われた朝、流れゆく雲の向こうに富士の頂!
「富士山を望む」ことができる日数が多い季節は10月~2月で、
雲の多い梅雨から盛夏の6月~8月、秋の長雨が続く9月は、
シャッターチャンスに恵まれることなく、こころ待ちにしていた風景。
富士山を見ることができる「富士山可視マップ」によると、
そのエリアに住む人は4000万人、日本の人口の1/3になるそうです。
この風景の向こうで今、富士山を望んでいるかもしれない、
お客様や郷里の友の顔を思い浮かべる、長月のはじまりとなりました。
睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神無月 霜月 師走

2020年9月4日


「天地始粛(てんちはじめてさむし)」も移りゆく頃、
さわやかな風に誘われて、カメラを持って丘に立つと、
そんな予感通り、ドラマチックな朝焼けが描かれました。
橙色から茜色へと染まりゆく、黄昏色に染まる時。
紅色から曙色へと染まりゆく、東雲色に染まる時。
鮮やかな色彩からはじまり、やがて漆黒の闇へとけ込む夕暮れ。
明るみはじめた空が深紅に、やがて太陽の光に薄れゆく夜明け。
夕暮れと夜明けでは、グラデーション=色の段階的変化が逆。
いつしか日の入りが早く、日の出が遅くなりましたが、
自然の営みはつつがなく、7年目の秋がはじまりました。

2020年8月26日


上:立秋を過ぎて、空や風がほんのり秋めく「山の日」
下:処暑を過ぎて、ほんのり黄金色へ移りゆく田園

空や風がほんのり秋めく立秋から、季節はいつしか処暑へ。
窓の向こうの田園は、日に日に黄金色へ、移りゆくこの頃です。
ひとの営みと自然の営みが織りなす風景は、もうすぐ実りの秋、
そして、ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は6年目の秋に。
「十年一昔」という諺のように、十年を一区切りに歩んできましたが、
思いもよらない試練に直面し、思うように活動することができない今、
「五年一昔」とふり返る、6年目のはじまりとなりました。
『そらいろの丘』は、私たちにとって、
終の住まいであり、生涯現役であり続けるための活動拠点です。
数百本の年輪を刻む木から見れば、わずか5年、さらに5年ですが、
この丘を守りながら、私たちらしく前進したいと思っております。

2020年8月7日

立秋の夜明け、東雲色に染まる、一瞬の“そらいろ”

立秋の夜明け、美しい朝焼け、東雲色に染まる時。
秋の季語でもある朝露が降りて、暦通りに秋が訪れました。
「朝露が降りると晴れ」という、諺通りに残暑の日々ですが、
朝夕の虫の音に、移りゆく季節を感じるこの頃です。
ひまわりの写真を見てこころが明るくなりましたよ~
日照不足で生長が遅れ、細く小ぶりながらも、一生懸命に花を咲かせる、
ちいさな種から芽生えた尊い命に、笑みがこぼれましたら何よりです。
ギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は、もうすぐ6年目の秋。
5年間の出会いをこころの糧に、深く長くありたいと前進しております。
こちらこそ、あたたかなメッセージに、こころが明るくなりました♡
こんな時こそ、声をかけあい、励ましあい、思いやるこころを大切に。

2020年8月4日





ひとつひとつ、こころを結ぶ、“そらいろスタイル”の贈り物。
今年の新作「むつ入れ子」も、2色のお箱をご用意しました。
持参するにも、発送するにも、手頃な大きさが魅力ゆえ、
さまざまなシーンで、お喜びいただけることを願っております。
これまで、ご友人の結婚式に、ご両親の金婚式に、
還暦など節目の日の御祝に、卒業など門出の日の御祝に、
ご退職などの記念品に、ご家族への誕生日プレゼントに、
さまざまなご依頼を承り、こころを込めて、水引を結びました。
ハート型の「あわび結び」も、塗師自ら結ぶことも、
ちいさな店舗ならでは、ていねいな仕事を心がけています。
ものがひとの絆を深め、ひとがことの糸を紡ぐ…
「むつ入れ子」もまた、お役に立つことができますように♡

2020年8月2日


明けました!咲きました!
梅雨明けが発表された翌朝、ひまわりが花開きました。
日照不足で生長が後れ、細く小ぶりではありますが、
「太陽の花」という学名通り、太陽のように輝いています。
7月24日に梅雨明け、8月4日に開花、降雹にも負けず一生懸命に輝いた 2019年
6月29日に梅雨明け、7月31日に開花、台風一過のはれやかな空に映えた 2018年
7月6日に梅雨明け、7月20日に開花、残り梅雨のぐずついた空に咲いた 2017年
1枚の写真は、記録となり、記憶となり、軌跡となり。
『そらいろの丘』にひまわり、想像しただけでもぴったりね~
ご来訪いただくことができなくても、写真でお伝えしますね~
この丘の盛夏に、想いを馳せていただけましたら何よりです 🌻
