十六夜の夜明け
自然の営みはつつがなく、今年も夏至を迎えました。 恵みの雨降る季節、シャッターチャンスはつかの間ですが、 寅の刻の空に、一瞬の光景を追いかけて。 山の端から昇る、夕べの月だけでなく、 山ぎわへ落ちる、夜明けの月もまた、神 […]
虹色に染まる時_2021小満
いつもの初夏と変わりなく、田植えも終わる、小満の頃。 大地を守り続ける地元の方々のおかげで、今年もまた、 刻々と移りゆく、美しい田園風景を望む季節となりました。 田圃に水が潤い、映りこんだ空や雲が一瞬の光景を描く、 この […]
富士見平を望む_2021小満
空青く、緑映え、山笑う、信州小諸御牧ヶ原らしい風景。 例年は、もわ~んとパステルトーンに染まる、立夏の頃も、 今年は、どよ~んとした空もようが続く「走り梅雨」となり、 季節はいつしか、万物が満ちあふれ、草木が生い茂る、小 […]
空をわたる_2021立夏
5月3・4・5日の3日間は、GWの風物詩『佐久バルーンフェスティバル』 昨年は中止、一昨年は強風、競技が実施されない日もありましたが、 今年は無観客で開催され、おだやかな日和に恵まれました。 「自然に親しむとともにその恩 […]
富士見平を望む_2021穀雨
田畑に潤いの雨降る、穀雨の頃。 浅間山を望む風景と同様、八ヶ岳もふたたび冠雪、 まだまだ遅霜の心配をする、花冷えのこの頃です。 小諸の町並みから150メートル上った『そらいろの丘』では、 コブシの花が終わり、ようやくヤマ […]
浅間山を望む_2021卯月
万物が清く、明るく、美しい、清明の頃。 小諸の町中では、園芸種の桜が見頃を迎え、 桜咲くから桜舞うへ、そして、花冷えのこの頃です。 うっすら冠雪、程なく黄砂に覆われた3月末。 すっかり雪解け、芽吹きの季節を待ちわびる4月 […]
空をわたる_2021清明
この冬は寒さが厳しかったので、木が休眠打破して、 信州小諸にも例年より早く、桜咲く季節が訪れました。 小諸の町中から150メートル上った、ここ御牧ヶ原では、 春を告げる指標植物、辛夷の花咲くこの頃です。 浅間おろしが吹き […]
浅間山を望む_2021弥生
「春に3日の晴れなし」といわれるように、 春霞から霧へ、小雨から霙、そしてなごり雪へ、 日々天気が移り変わるこの頃です。 青い空と白い頂、コントラストが映えた、新春。 ほんのり春めく空、山肌が見えはじめた、立春。 霞や霧 […]
富士見平を望む_2021雨水
七十二候では「草木萌動(そうもくめばえいずる)」の頃。 朝5時過ぎはマイナス10℃まで冷えこみましたが、 日中は10℃を超える暖かさ、まさに三寒四温のこの頃です。 恵みの雨で潤い、力みなぎる土色の田園。 御牧ヶ原でも蕗の […]
富士山を望む
2月23日は、223 =「ふじさん」「ふじみ」の語呂合わせと、 富士山を望むことができる季節から「富士山の日」に制定されています。 田代博先生主催の『山の展望と地図のフォーラム (FYAMAP)』が 1996年1月、最初 […]