浅間山を望む_2016皐月

草木が萌え、若草色に染まる、のどかな風景の向こうに、 冬季は雪に閉ざされ、雄々しくそびえ立っていた浅間山も、 険しい表情をゆるめて、にっこり微笑んでいるかのようです。 山粧う季節から、山眠る風景へ、 この丘に、この空に、 […]

しなやかに

薄墨色の空が晴れて、久しぶりに八ヶ岳を望む朝、 すぅーっとした巻雲(けんうん)が、はるか続いていました。 絹のようにしなやかで、やわらかで、細やかなこの雲は、 絹雲(けんうん・きぬぐも)と書かれることもあるそうです。 な […]

浅間山を望む_2016如月

冬木立の枝先に、ほんのり春の萌しを感じるこの頃、 衣を更に重ねて着る、「衣更着」(きさらぎ)に由来するという、 如月は、重ね着をしながら、種蒔きの準備をする季節です。 暖冬と言われた睦月、冬らしからぬ山肌を露わにしていた […]

そらいろの丘_2016冬

雄大な山並みに抱かれる『そらいろの丘』 朝晩の冷え込みが、マイナス10℃を超える厳寒の季節、 向かいの「みまき大池」から見わたす風景は、 目映い雪原に覆われ、キラキラと輝いています。 “浅間おろし”もひと休みのはれやかな […]

大寒の頃_2016

大地を潤す、恵みの雪。はじまりを予感する、まっさらな雪原。 浅間おろし吹き荒れた大寒は、視界をさえぎる吹雪きとなり、 もの寂しく、ひと恋しい、モノトーンな銀幕に覆われましたが、 ひとたび明けると、いちだんと澄みわたる、清 […]

浅間山を望む_2015霜月

浅間山を望む_2015神無月

山粧う(よそおう)季節、ふと見上げるたび、表情を変える浅間山。 すぅ~っとさわやかな風吹く朝、 ぽぅ~っと紅に頬染める夕暮れ、 ふぅ~っと思いきり息をはく、ある日の午後。 煙たなびく雄姿は、むしろ自然の姿と、地元の方から […]

海を想う

海を想う、朝の窓辺。 霧に包まれることが多い、標高820メートルの高原の朝。 朝陽が昇り、気温が上ると、みるみる蒸気が立ちこめてきます。 御牧ヶ原から見渡すと霧、麓から見上げると雲。 とりわけ、濃い霧に包まれた朝、 稲刈 […]

ゆるやかに

晴天率の高い小諸らしからぬ、雨、雨、雨、、、の日々が明け、 すがすがしく、はれやかな、秋空が広がりました。 田圃も蕎麦畑も果樹園も、実りの季節を迎えています。 「小諸だより」をご覧いただいている皆さま、 しばらく更新でき […]

北陸新幹線開通

3月14日、北陸新幹線が開通しました。 浅間南麓を颯爽と走りぬける勇姿を撮影しようと、 お隣佐久市、旧街道の面影残る塩名田宿(しおなだしゅく)へ、 中山道六十九次のうち、江戸から数えて二十三番目、千曲川に橋のかかる宿場。 […]