風景にとけ込む_2017秋

天高く馬肥ゆる、実りの季節。 今秋もまた、近くの蕎麦畑が、真っ白なお花畑となりました。 スカッと秋空の下、昔、都へ献上した駿馬が肥ゆる、御牧に想いを馳せて。 お花畑に誘われて、小高い丘の上から、見あげる秋色の空。 清楚で […]

紅染月の夕暮れ

ふと見上げる空も、運ばれる風も、さわやかに感じるこの頃。 とある晩夏の夕方、『そらいろの丘』は、美しい夕焼けに包まれました。 みるみる染まりゆく“そらいろ”は、夏の終わりを告げるかのように。 葉月の異称「紅染月」は、陰暦 […]

染色月の夕暮れ

ふと見上げる空も、運ばれる風も、ほんのり秋めく頃、 台風一過の夕方『そらいろの丘』は、美しい夕焼けに包まれました。 「夕焼け」は、俳句歳時記では夏の季語であるように、 ぎらぎら照りつける太陽と、もくもく湧きあがる夏雲が描 […]

風待月の夕暮れ

夏至を過ぎて、風を待ち遠しく思う夕暮れ、 いつから?涼やかな風が吹き、どこから?雲の群れが運ばれました。 涼暮月(すずくれづき)、風待月(かぜまちづき)とも言われる、水無月。 美しい響きの和語に、移りゆく季節を、愛でるこ […]

涼暮月の夕暮れ

どんより梅雨空の1日が終わろうとした、水無月の終わり、 いつから?涼やかな風が吹き、どこから?空がみるみる紅く染まりました。 瑠璃色から茜色へ、美しいグラデーションに包まれた『そらいろの丘』は、 その余韻にひたる間もなく […]

桑畑にて_2017夏

桑の実を食べるタヌキ、ひとしきり食べ続けると、ぴょんぴょんと獣道へ シルクにロマンを馳せた、マルベリーパープル色の桑の実が、熟す季節。 かつて養蚕が盛んだった東信濃には、ところどころに桑畑が残っています。 信濃国で育った […]

いつかの夕暮れ

ふと思い出す、いつかの夕暮れ。 ドラマチックな夕空が、楽しみな季節となりました。 田圃に水が潤い、得も言われぬグラデーションを映した、あの日 池畔の夕涼み、夏雲とさざなみが美しい残照に染まった、あの日 燃えるような黄昏色 […]

獣道の向こうに_2017弥生

梅見月(うめみづき)・木芽月(このめづき)・早緑月(さみどりづき)など、 如月の異称に、春を待ち遠しく思っている間に、 一月(いちげつ)往ぬる・二月(にげつ)逃げる・三月(さんげつ)去るのごとく、 花見月・夢見月の弥生と […]

黄昏色に染まる時_2017啓蟄

冬の終わり、こころに刻んだ“そらいろ”。 『小諸で暮らす 移住体験ツアー』の日の夕暮れ、 凛とした冬空に、流れゆく雲が、残照に輝き、 この季節の御牧ヶ原らしい、サンセットとなりました。 先日ご来店くださったお客様から、あ […]

黄昏色に染まる時_2017冬至

空がいちだんと澄みわたる、冬のマジックアワー。 新春の黄昏時、西の空には、繊月と「宵の明星」が輝いていました。 山ぎわのグラデーション、宇宙の神秘、息をのむ美しい“そらいろ”。 一番星みつけた あれあの森の 桑の木の上に […]