常夏月の夕暮れ

からっとした気候の信州小諸は、夕焼けが鮮やかですね~ お客様と話が弾んだ日、夏の訪れを予感する、真っ赤な夕焼けに。 黄昏時から、みるみる薄暗くなる逢魔時(おうまがとき)は、 妖怪など怪しいものに出会いそうな、という語源の […]

虹色に染まる時_2018夏

梅雨明けはいつだろう?と、空を見あげた夕暮れ、 緑深まる千曲ビューラインの向こうに、虹が描かれました。 流れゆく雨雲に、垣間見えた青空が、夏の訪れを告げるように… 虹はみるみる移ろい、やがて、夕闇へ消えてゆきました。 『 […]

蝉羽月の夕暮れ

風待月、涼暮月、鳴雷月、 旧暦では盛夏の頃、水無月には「蝉羽月(せみのはづき)」という異称も。 夏蝉が鳴きだし、蝉の羽のような薄衣を身に纏う季節、に由来するそうで、 平安時代に生まれた「襲の色目」には、蝉の羽色と檜皮色の […]

桑畑にて_2018夏

初夏の陽射しを浴びて輝く桑の木、風に吹かれて実を落とす 風が止むとやって来るポコリン、野山の幸にお腹もぽっこり 風抜ける木立で、元気そうに枝を広げる桑の木に、 マルベリーパープル色の桑の実が、たわわに熟す季節となりました […]

鳴雷月の夕暮れ

ドラマチックな夕空が楽しみな季節となりました。 ふいに雷が鳴り、雨が降りだすこともある、水無月の異称から、 この日は、鳴雷月(なるかみづき)の夕暮れと、こころに刻みました。 いつかの夕暮れと題して綴っている、マジックアワ […]

虹色に染まる時_2018春

狐が嫁入りしたのかな?と、空を見あげた夕暮れ、 若草色に染まる千曲ビューラインから、浅間山へ向かって、 “幸運のサイン”といわれる、ダブルレインボーが描かれました。 山桜咲く空が虹色に照らされた、ドラマチックな“そらいろ […]

東雲色に染まる時_2018元日

新しい年を迎えた朝、輝かしい初日は、やがて霧の中へ… 雲上に佇んだ『そらいろの丘』は、幻想的な光景につつまれました。 霧や雲があると、生物の息遣いが、身近に感じられますね~ 眩しすぎて目を向けられなかった、太陽もまた、身 […]

東雲色に染まる時_2017秋

早朝の雲の色を表す、「東雲(しののめ)」という風情ある言葉は、 古の住居の明かり取りに、篠竹が使われていたことから、 篠の目が転じて、夜明けの薄明かりを意味するようになったそうです。 「朝焼け」は、俳句歳時記では夏の季語 […]

雷無月の夕暮れ

神無月の夕暮れ… 「霜降」を過ぎて、秋深まる頃、 いつから?肌寒い風が吹き、どこから?雲の群れが運ばれてきました。 水無月が「水ノ月」と言われるように、神無月は「神ノ月」と言われ、 ふと見あげる空が、神々しく感じられる時 […]

小春月の夕暮れ

おだやかで、あたたかな、春のような陽気を「小春」といいますが、 神無月には「小春月」という異称もあります。 ほんわりした1日の終わり、やんわり流れゆく雲が染まる時、 心にぽぅ~っと灯がともり、心にずぅ~っと灯をともす、 […]