浅間山を望む_2017霜降

浅間山から噴きあがるように広がった、秋の雲を追いかけて、 いつもの散歩道から『そらいろの丘』を望みました。 浅間連峰に抱かれて、ポツンと佇む木造建築は、 時を経るほどに風合いを深め、風景にとけ込んで。 「みまき大池」から […]

海を想う_2017霜降

海を想う、朝の窓辺。 「霧」は秋の季語ですが、朝霧に包まれることの多い季節、 御牧ヶ原から見わたすと霧、麓から見上げると雲。 小舟に乗って波を漂う、イマジネーションふくらむ窓辺から、 近くの丘も、県境の山並みも、まるで海 […]

空をわたる_2017霜降

しばらく雲に覆われていた、浅間山が初冠雪を迎えた翌朝、 同様に、しばらく霧の帳の向こうだった、八ヶ岳山頂にも雪。 山眠る季節のはじまり、冬の足音に雲も流れゆく、海を想う朝。 “今日のそらいろ”を追いかけて、季節はめぐり、 […]

秋分の頃_2017

黄金色に輝く、実りの季節。 ひとの営みが自然と調和して織りなす風景は、豊穣の時を迎えています。 厚い雲に覆われた「野分立つ」朝、 霧や雲があると、木々や生物の息遣いが身近に感じられますね~ この丘の風景に魅せられたお客様 […]

蕎麦の花咲く_2017長月

蕎麦の花咲く、実りの季節。 8月31日で竣工から丸2年、この丘へ移り、3回目の秋を迎えています。 一昨年も昨年も、晴天率の高い小諸らしからぬ、秋雨が続きましたが、 今年は、大暑の頃の長雨が明けてから、さわやかに過ぎゆくこ […]

立秋の頃_2017

やんわりと、雲につつまれる山並み。 八ヶ岳も浅間山も、雲に覆われることの多い季節も、 やがて岩の如く夏雲は、砂の如く秋雲に、秋めく丘へ。 雨を待ちわびた梅雨、大暑の頃の長雨、立秋過ぎての猛暑。 いつもの夏らしくない風景も […]

空をわたる_2017夏

梅雨明け間近の朝、ぼんやり南の空を眺めていると、 だんだんと明るみゆく山ぎわ、もくもくと流れゆく雲が、一瞬の光景を描きました。 この丘に住んでいるからこそ、シャッターチャンスに恵まれる、今日の“そらいろ”。 できることを […]

芒種の頃_2017

草木も田園も緑深まる季節、春めく丘から夏めく頃へ。 「夏めく」とは言え、標高800メートルの丘の、今朝の気温はひと桁。 いくえにも重なる稜線の向こうに、富士山を望む、この風景を、 “こころの故郷”と、ことさらに感じた、水 […]

空をわたる_2017立夏

あの山の向こうに、この空の彼方へ。 5月3・4・5日の3日間、GWの風物詩『佐久バルーンフェスティバル』の熱気球が、 霞がかる朝空へ、県境の山並みを背景に、どこまでも飛んで行きました。 晴天に恵まれた連休中、ご来訪いただ […]

浅間山を望む_2017弥生

うぐいすの初鳴きに振りかえると、白雪をまとった、浅間山も深呼吸。 弥生の終わり、標高800メートルの丘には、淡雪やぼたん雪が舞い、 山頂はふたたび白く際立ち、山眠るから山笑うへ、移りゆく季節を伝えていました。 卯月のはじ […]