芒種の頃_2018

みずみずしい大地に、さまざまな命が輝く季節「芒種」 七十二候では、カマキリが生まれ、ホタルが舞い、梅の実が色づく頃。 窓の向こうの田園風景も、空を映していた水面が、いちめん早苗色に、 隣の桑畑にて、今年もまた、マルベリー […]

小満の頃_2018

万物が満ちあふれ、野山の草木が生い茂り、 ちいさな実を結びはじめる頃、「小満(しょうまん)」。 ひと雨降るたび、新緑から深緑へ、移りゆく季節となりました。 雨あがりの午後、青空を映す田圃に、早苗が並び、 ひとの営みと自然 […]

立夏の頃_2018

夏の気配が立ちはじめる時季「立夏」 暦の上では、この日から立秋の前日までが、夏となりますが、 標高800メートルの丘は、若草萌ゆる季節がはじまったばかり。 霜が降りなくなると言われる、穀雨の頃を過ぎても、 皐月らしからぬ […]

霜止出苗の頃_2018

リンゴの花も、桜と同様、今年は開花が早いようです。 大きな窓から望む、ふたたび白い山頂の八ヶ岳を背景に、 向かいの畦道から、すっかり雪解けした浅間山を背景に、 たわわに、華やかに、春を謳歌する白い花。 田圃も同様、今年は […]

穀雨の頃_2018

雨で潤った田畑が、種蒔きの時季を迎える「穀雨(こくう)」 小諸の町並みから、140メートル上った『そらいろの丘』の周りは、 コブシの花が終わり、ようやくヤマザクラが咲きはじめる頃。 清明の頃は雪が降らなくなり、穀雨の頃は […]

そらいろの丘_2018春分

はれやかな空、ゆるやかな丘ひろがる、御牧ヶ原。 ウグイスの初鳴きに振り返ると、雪解けした浅間連山が、 『そらいろの丘』をあたたかく抱きながら、春の訪れを告げて。 地場産カラマツの外壁も、時を経るほどに、風景へとけ込んで。 […]

浅間山を望む_2018弥生

今春は雪解けが早いですね~ と話した数日後、ふたたび白い頂を呈した、浅間山。 雪は積もらず、真冬日が長く続いた、今冬の終わり、 山裾のまちにもなごり雪が降りました。 同じ窓から、同じ頂を望み、1枚の写真に記録して、 めぐ […]

春分の頃_2018

はれやかな空、ゆるやかな山並み。 『そらいろの丘』のキャッチフレーズを思わせる、春の彼岸入り。 土の色もあたたかに、大地の躍動を感じる、3年目の春を迎えて。 昨春は、八ヶ岳や美ヶ原に残雪を望みましたが、 今春は、雪解けも […]

富士山を望む_2018弥生

「紫だちたる雲の細くたなびきたる」を思わせる、夜明けの空。 かの清少納言も、平安の都で、こんな山ぎわにこころ留めたのだろうか? 時を越え、山を越え、そんな想いをめぐらすことも早起きの愉しみです。 澄みわたる冬空から、やが […]

荒船丸ゆく_2018如月_続

荒海を進む「荒船山」ふたたび… 立春を過ぎたある朝、雲上に佇んだ『そらいろの丘』は、 雲海という名の海に浮かぶ離島となり、幻想的な光景につつまれました。 ほんのり春色に染まった「荒船山」は「荒船丸」となり、 富士山や八ヶ […]