富士見平を望む_2019立夏

窓の向こうがパステルトーンに染まる、立夏の頃。 「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」から「蚯蚓出(みみずいづる)」へ、 ひとの営みもまた、外仕事がここちよい季節となりました。 田圃に水が潤い、移りゆく風景を鏡のように映し出し […]

富士山を望む_2019皐月

遅霜が降りた朝、雲ひとつない澄みわたる空。 幾重にも連なる稜線の向こうに、富士山の白い頂を望みました。 2000メートル級の山は、日に日に残雪が消えてゆくこの時季、 3000メートル級の峰は、その雪渓が標高を物語っていま […]

黄昏色に染まる時_2019立夏

太陽暦を24等分して、移りゆく季節を表す「二十四節気」 二十四節気をさらに約5日ずつ、3等分した「七十二候」 古代中国の暦に学び、日本の気候風土に適うよう改訂され、 歳時記や俳句にも使われてきた、四季を愛でる美しき表現。 […]

空をわたる_2019立夏

GW半ばは、春雨もようとなりましたが、 恵みの雨を浴びて、木々の枝先が一斉に芽吹き、 点在する菜の花畑も見頃となった、GW後半。 恒例の『佐久バルーンフェスティバル』は、 残念ながら、強風のため、午後の競技はキャンセルと […]

富士山を望む_2019卯月

昭和生まれとは言え、平成の方が長かったね~ 令和も同じくらい、年輪を重ねてゆきたいね~ 平成から令和へ、移り変わる朝、希望あふれる“そらいろ”を望みました。 美しい雲もようの下、幾重にも連なる山並みの向こうに、 森づくり […]

富士見平を望む_2019清明

信州小諸での8年目の春。 霞がかる日の多い早春は、気持ちもモヤモヤしがちですが、 晴天率の高いまちならでは、スカッと青空ひろがる日和に、 ホッと和らぎをおぼえる、卯月の日々。 季節はめぐり、万物が清く、明るく、美しい、清 […]

富士見平を望む_2019令月

あちこちの庭先に、梅の花かほる頃となりました。 厳寒の季節を越え、春に先がけて咲く梅は、小諸市の木。 森の国の「和の心」を伝えてゆく、私たちの事業所名は、 塗師の名前から一文字とって「漆の和」(うるしのかず)ですが、 「 […]

浅間山を望む_2019弥生

「春に3日の晴れなし」と言われるように、 春霞から霧へ、小雨から霙、そして名残雪へ、日々天気が変わるこの頃。 久しぶりの晴天に、厚い氷が解けて、水面が光る「みまき大池」へ。 三日月形の池は、まるで入り江か、はたまた河口の […]

富士見平を望む_2019啓蟄

「春に3日の晴れなし」と言われるように、日々天気が変わるこの頃。 小雨から霙、そして名残雪へ、目映い雪原ひろがる朝もありますが、 雪を解かす、土の色はあたたかに、地球の鼓動が聞こえてくるかのようです。 そちらの天気はいか […]

荒船丸ゆく_2019大寒

月と金星と木星の共演を仰いだ新春から、早ひと月。 いつしか木星は金星の上へ、ふたたび「二十六夜月」を仰ぐ、如月の初め。 翌朝は、「有明月」と金星と木星が斜上方向に並び、斜下方向には土星も、 左下に「荒船丸」、右下に富士の […]