黄昏色に染まる時_2024夏

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地球規模の気候変動を憂う、今夏も暑~~い夏となりました。
雨あがりの夕暮れ、移りゆく西の空に、カメラを持って丘に立つと、
『そらいろの丘』は「黄昏色に染まる時」にとけ込みました。

今春は種まきも定植もひと月遅れてしまった、ひまわりは処暑を過ぎてから開花、
今年も咲きました〜頭を垂れかけた大輪の花から、そんな声が聞こえてくるように。
前庭に植樹したカツラはいつしか屋根を越え、この丘の軌跡を物語るほどに生長、
ハート型の葉っぱも「不変」という花言葉も、シンボルツリーにふさわしく。

お隣の桑の木の実を美味しそうに食べるポコリン(タヌキ)
自家菜園のニンジンの葉から羽化したきーちゃん(キアゲハ)
この丘で共生する生き物たちとの思い出も、年輪を重ねてきましたが、
今年は夜明け前の “早起きミンミン”(セミ)、競って早起きしたね~と笑みがこぼれて。

『そらいろの丘』は私たちの終の住まい、生涯現役であり続けるための活動拠点。
8月31日で竣工から丸9年、今秋より10年目に、次の10年へ想いを馳せるこの頃です。
数百本の年輪を刻む木から見ればわずか10年ながら、この丘に至る半世紀を振り返り、
これからも「つくる・つなぐ・つづける・つたえる・つとめる」こころを大切に 🌳

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