黄昏色に染まる時_2021大雪
七十二候では「閉塞成冬の頃(そらさむくふゆとなる)」の頃、
黄昏時から逢魔時へ、山ぎわのグラデーションが美しい季節となりました。
夕暮れ時に行きます~
「漆の器」のつかい手となってくださったお客様が久しぶりにご来店、
薪ストーブの炎を灯りに、「黄昏色に染まる時」をご一緒しました。
お名前に「樹」という字がつきますよね~
ひと組のお客様とひと時を重ねる、ご予約制の店舗ならでは、
お客様とのエピソードを記憶することも、大切なカスタマーサービス。
床は何の木ですか?北海道産のカバです!北米産はバーチといいます~
今年いちばん明るい話題を届けてくれた、大谷翔平選手がバットに使用している木。
昨季までアオダモを使っていたそうですが、今季からバーチに変えたそうです。
木材の特長を擬音語に例えるなら、
パッコ~~ンとしなりに優れるアオダモ材、バキーーッンと反発力が高いバーチ材、
輝かしい受賞には「適材適所」もあったようです。
山から伐り出された木を見極め、その特長を生かして数々の商品を生み出してきた、
私たちならではの「木の話」だね~と、笑みがこぼれ、話がはずみました。
これからも、木に触れ、木を知り、木に親しむ、オンリーワンの空間創りを。