高原の風わたる
『そらいろの丘』の裏手は、御牧ヶ原の最高地点です。
小諸市の中央を流れる、千曲川の川面との高低差は、およそ240メートル。
大自然の躍動がもたらした丘は、切り立つ崖の上に広がっています。
「虚空蔵(こくうぞう)」という字は、「虚空蔵菩薩」が舞い降りたとも、
川中島の戦いに挑む武田 信玄が、狼煙を上げたとも言われる、
御牧ヶ原の中でも、ひときわ小高い丘として、名付けられたようです。
そんな奥深い由来のある、ゆるやかな丘陵から、
振り返ると、また違った風景を望むことができます。
梅雨明け間近の空には、富士の頂が、いくえにも重なる稜線の向こうに…
高原の風わたる丘で、夏のひと時を過ごしませんか?
道草を楽しみながら、ふらりとお散歩しませんか?