穀雨の頃_2018
雨で潤った田畑が、種蒔きの時季を迎える「穀雨(こくう)」
小諸の町並みから、140メートル上った『そらいろの丘』の周りは、
コブシの花が終わり、ようやくヤマザクラが咲きはじめる頃。
清明の頃は雪が降らなくなり、穀雨の頃は霜が降りなくなると言われますが、
花冷え明けの朝、春霞の向こうに、ふたたび白い山頂の八ヶ岳を望みました。
ぐるりと見わたす山並みのように、この丘の春は、おだやかに、ゆるやかに。
草萌ゆる丘を眺めに行きます~
空の彼方の友へ想いを馳せに~
3年目の春、皆さまに思い出していただける丘を、こころの糧に。