獣道の向こうに_2017弥生
梅見月(うめみづき)・木芽月(このめづき)・早緑月(さみどりづき)など、
如月の異称に、春を待ち遠しく思っている間に、
一月(いちげつ)往ぬる・二月(にげつ)逃げる・三月(さんげつ)去るのごとく、
花見月・夢見月の弥生となりました。
あの「狐の嫁入り」は、正夢だったのかも~と思わせる、
この丘に棲むノギツネとの出会いは、冬の思い出のひとつとなりました。
仲睦まじく寄り添う、2匹のノギツネに胸をときめかせ、
かろやかに走りゆく、野生の姿を窓越しに見守りました。
ノウサギのウサピー、タヌキのポコリン、“原キツネ”のツネピー♡
人間本位な愛称を付けて、次はカメラ目線を~と思いながらも、
境界線を守り、この丘で共に生きてゆきたいと、こころに刻みました。
早朝にはキジの雄叫びも響く、早春の息吹感じる『そらいろの丘』より。