信州小諸・城下町フェスタ_2017

江戸時代から受け継がれる掛川家に『そらいろの丘』の看板を掲げて
かつての小諸宿を思わせる「漆の器」と、御牧ヶ原の風景写真を展示した、私たちならではの空間づくり

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信州小諸らしい、青空に恵まれた5日間。
江戸時代から受け継がれる重要文化財や旧家が所々に保存され、
現代の営みと融合しながら、古き良き町並みを今に伝えるまちに、
にぎわい甦る『信州小諸・城下町フェスタ』が開催されました。

「木」と向き合うことを、長年の生業としてきた私たちは、
匠の技で築かれた木造建築、魅力ある町並みを大切に、後世へ受け継いでゆくという、
イベントの背景に賛同し、一役を担うことができればと、第2回から出展しています。

そこで暮らす人々の、美意識が創りあげる、町並みは足並み。
奇をてらう展示ではなく、かつての小諸宿を思わせながら、本町の今にとけ込むよう、
町家がギャラリーにもなり得る可能性を伝える、私たちらしい展示に努めました。

老舗商家の中庭で、フジバカマに飛来したアサギマダラを、そぅっと見守った日。
素敵な展示になりましたね~お借りした町家のご家族と、はずむ会話、かわす笑み。
旅人をあたたかく迎える、町人とのふれあいが息づくまちに、
そこで暮らす人々の美意識が生き続ける、町並みの景観が継承されることを願って。

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