みつ入れ子

hr1

大・中・小3サイズ重ねて、波紋を描く「みつ入れ子」
手にとって口元へ運ぶ、手のひらに馴染む「お椀」とは違う、
並べた時の親しみやすさ、愛らしいかたちや質感を大切に、
重ねた時の収まりは、各々の使いやすさを考えた設計から。

塗師自ら、森づくりで間伐した木材=小径木を活用できないか?
森づくりとつながるものづくり、長年の思いを、ひとつのかたちに。
年輪=生きている素材の表情が魅力的な、「応量器」を思わせる入れ子は、
その性質から通常は使わない、樹木の芯を生かした、新たな試みでもあり。

高台(脚部)のない形状は、食卓に据えて使っていただきたいから。
サラダやシリアルやヨーグルトで朝食のシーンを演出するなど、
飯椀や汁椀とは違う用途で活躍する、手頃な大きさの口径は、
大:4寸5分(135mm)、中:4寸(120mm)、小:3寸5分(105mm) です。

森づくりから生まれるものづくり、私たちの活動を応援してくださる、
皆さまの元へ旅立つ日をこころ待ちにしております。

hr1

Previous post富士山を望む_2019卯月 Next post愛着を持って