つなぐ木のいのち
信州は青空と太陽に育まれる豊かな森林に恵まれ、信州人は木と共に年輪を重ねてきました。
その地形と気候から多様な木が育ち、「適材適所」に生かす知恵と技術を継承してきました。
人工林の針葉樹、天然林の広葉樹、外来種の街路樹など、木にはそれぞれ役割があります。
さまざまな樹種のそれぞれの特長を生かす、「適材適所」は「木の文化」の真髄です。
3月21日、今年度の「ウッドもっとつなぐ事業」の一環で公募した、
長野県産木材をPRするための「ロゴマーク・キャッチフレーズ」がお披露目となりました。
信州の豊かな森林・木材・木工・私たちの暮らしを “もっとつなぐ” 思いが込められ、
生命の循環への感謝と、その循環に尽力される方々へのリスペクトが感じられます。
「つなぐ木のいのち」
そらいろの丘®が活動テーマとして掲げる「年輪を重ねる」や「時を経るほどに」
信州ウッドコーディネーターとして掲げる「ちいさな種から おおきな力へ」と共鳴する、
素敵なフレーズをありがとうございます!率先して活用いたします。
森林面積も森林率も全国第3位の長野県では、なぜか「その他広葉樹」と扱われ、
家具に使われる大径木のナラが薪に、お椀に使われる尺上のヤマザクラが燻製のチップに。
私たちより長く年輪を重ねてきた木をもっと大切に、何かアクションを!との思いから、
信州ウッドコーディネーターを志して2年目、ようやく信州の広葉樹材を調達。
「長野県SDGs推進企業」の指標の通り、信州の木活用に順次以降中です。
まずは私たちの原点「お椀 〇(まる) 」から~あらためてご報告いたします。
*私の活動では、長野県民にとって親しみのある「信州の木」と表現しておりますが、
長野県が定める「信州ブランド戦略」で「世界につながるイメージを付加する」ため、
ロゴマークは「NAGANO WOOD PRODUCT」と表記されております。