ちいさな種から_2017春

野山に生きる樹木の清楚な美しさ、やがて白い絹毛となり、風と共に旅立つ

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ひと雨降るごとに、春の息吹を感じる頃。
昨春も真っ先に、芽吹きの季節を告げた、あのバッコヤナギが、
今年も真っ先に、ひときわ目を引く、黄色い花を咲かせました。

三分咲きかな?と思っている間に、また雨、吹き荒れる浅間おろし…
いつしか花は白い絹毛に、木立の中でひときわ映える、若葉を広げていました。
同じく春を告げる樹木、ダンコウバイやコブシも、ちらほら咲きはじめました。

この丘から車で10分ほど、およそ150メートル下った小諸の町並みでは、
ようやく桜咲く季節を迎え、「小諸城址 懐古園」もにぎわっているようです。
愛でるために育てられた園芸種に遅れて、野生種の樹木も、芽吹きの季節へ!

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