こころを結ぶ_2017春

日本一の産地 南信州飯田から取り寄せた水引を、ひとつひとつ、塗師自ら結ぶ、“そらいろスタイル”の贈り物。

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御礼のこころを結ぶ、赤いお箱&白い水引。
両端を引っ張ると、さらに強く結ばれる、縁起物の鮑を象った「あわび結び」は、
末永くお付き合いしたいという意味を持ち、大切に想うこころを伝える結び方です。

この春、人生の節目を迎えられるお客様より、
門出の日の記念品として、山桜の「お猪口 墨・緋」ペアをお選びいただき、
なごり雪舞う信州小諸から、梅の花咲くまちへ、お届けする仕事を承りました。

お受け取りになられた方が、手にされるたび、
贈り主のお言葉や笑顔が、いつまでも思い出され、傍らで生き続けますように。
森で刻まれた年輪に、これまでの、これからの、歩みを重ねていただけますように。

ものがひとの絆を深め、ひとがことの糸を紡ぐ…
日本文化に受け継がれる「和のこころ」が、お役に立てたことを、嬉しく思いました。
ご依頼主とのご縁を振りかえり、またひとつ、大切な思い出を、こころに結びました。

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