芽吹きの季節

早春の空にひときわ映える、バッコヤナギの黄色い穂。
早春の空に、芽吹きの季節を告げる、バッコヤナギ。
春は黄色い花が多いそうですが、この樹木もそのひとつ。
まわりの樹種が、まだ芽吹きの準備をしている頃に、
ひときわ目をひく黄色が、鳥や虫たちに、春を知らせてくれます。
その綿毛を白髪に見立てた、“婆っこ”に由来すると言われる、
バッコヤナギは、私達にとっても、春の訪れに気づかせてくれる樹。
春霞たなびく日々を、めまぐるしく駆けぬけている間に、
季節は卯月へ、標高800メートルの丘に、遅い春がはじまっていました。
3月は、たくさんのお客様にご来店いただき、ありがとうございました。
昨春の企画展での出会いから、ご紹介いただいたブログをご覧になって、
地域の皆さんの勉強会に、遠方から中棚荘にご宿泊されて……
ここの風景はいいね!というお言葉を、嬉しくこころに刻みました。
東信濃にここちよい風わたる季節、ご来店を心よりお待ちしております。
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