山眠る_2017

白い息吐きながらしなやかに、朝陽にぽぉ~っと頬染めて、澄みわたる空にくっきりと…定点観測の軌跡より。

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睦月も過ぎ、乾雪から湿雪へ、雪質にも移ろいを感じる頃。
衣を更に重ねて着る、「衣更着」(きさらぎ)に由来するという、
如月は、重ね着をしながら、種蒔きの準備をする季節です。

山眠る季節の浅間山は、雪雲に覆われる日もありますが、
ひとたび晴れると、山裾のまちに美しい姿を呈して、
その噴煙は、大地の躍動と地球の鼓動を、物語っています。

この丘からあおぐ浅間山は、剣ヶ峰(けんがみね)・牙山(ぎっぱやま)と重なり、
剣や牙という字のごとく、頂へ続く道のりの険しさを、諭しているかのように。
頂は遠くとも、山笑う山滴る山装う、一瞬の表情は、移ろう季節を伝えて。

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