もの・ひと・まちのコラボレーション ~ そらいろのものがたり

 
storyImageはれやかな空、ゆるやかな山並み。
 
2013年春、私達は信州小諸で新しい活動をはじめました。
飛騨高山での20数年間、
私達は、木という素材の魅力を伝えるものづくりと、
未来への森づくりを生業にしながら、
人が自然に生かされていることを実感する日々を送り、
さまざまな経験と出会いが、この物語の礎となりました。
長年積み重ねてきた“もの”を、もっとたくさんの“ひと”に伝え、
どこかの“まち”の物語として残してゆきたい…
そんな思いを募らせたある冬、
深い森を抜け、険しい峠を越え、ふらりと訪れた小諸には、
雪で閉ざされた山奥の生活で忘れかけていた、
はれやかな空とゆるやかな山並みが広がっていました。
遠く稜線にひときわ目を引く白い富士の頂、
次の一歩を踏み出す“まち”と心に刻んだ瞬間でした。
 
のびやかな風景、うるわしき漆の器。
 
かつて旅人が行き交った、北国街道の宿場町、商都として栄えた小諸。
その面影残る町並みから、浅間山麓を背に坂道を上ると、
昔、都へ献上した駿馬が駆けめぐったことに由来する、
「御牧ヶ原(みまきがはら)」というなだらかな丘が、四季の風景を織りなしています。
東に県境の山、南に富士の頂と八ヶ岳連峰、西に北アルプスの峰々が、
朝夕の陽に照らされ、刻々と移ろう美しさ。
そして、小高い丘から見下ろす田園は、日本の原風景。
黄金色に輝く稲穂は、日本食文化の原点。
のびやかな風景が育むお米は、日本人の原動力。
古の旅人も手にしたであろう、うるわしき漆の器に込められた和の心。
長年向き合ってきた、漆という、縄文時代から受け継ぐ技術を、
もっと身近に、手のひらで感じていただきたい…
ほんとうの美味しさを伝える「漆の器」づくりが、
御牧ヶ原の豊かな大地とつながった由縁です。
 
止まらず+少しずつ = 歩!!
 
こうして、信州小諸の自然に根差し、新たな物語を歩みはじめた私達。
これからも、日々チャレンジャーであり続けたい…と思っています。

ゆるやかな時が流れる『そらいろの丘』が、
素晴らしい出会いの場となりますように。
私達が結び合うもの・ひと・まちから、
素敵なコラボレーションが生まれますように。
晴れわたる空を見上げ、心を“そらいろ”に染めて!
今日も明日も、止まらず+少しずつ = 歩!!

KAZU×RUI = そらいろの丘 = もの・ひと・まちのコラボレーション