うるしの日
11月13日は「うるしの日」
日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定した記念日で、
11月は「漆愛用月間」でもあります。
「漆の文化」はかつて、大陸から渡ってきたと言われていましたが、
縄文遺跡の発掘、高度な技術の出土品、ウルシの木のDNA分析により、
昨今では、日本の風土の中で育まれてきた説が有力となっています。
「うるしの日」は平安時代、木地師の祖とされる惟喬(これたか)親王が
京都嵐山の法輪寺に参籠し「虚空蔵菩薩」から漆の製法を伝授された、
その満願の日という伝説に由来するそうです。
虚空蔵菩薩は、宇宙のように無限の知恵と慈悲を持っているそうですが、
『そらいろの丘』の地名の字(あざ)も「虚空蔵(こくうぞう)」という、
広大な宇宙でのご縁に、こころより感謝しております。