年輪を重ねる_2023新春

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大晦日から絶やさず、薪ストーブを燃やし続け、
お客様と一緒に、幸先のよい初日の出を仰いで、
初詣は地域探訪の神社仏閣めぐり、今年は隣町のお寺へ、
箱根駅伝を聴きながら、漆の初塗りと今春の植樹の準備

『そらいろの丘』の営みは、365日たゆむことなく、
つくる、つなぐ、つづける、つたえる、の循環こそ仕事と励んでおります。

ささやかなお節を「重ね箱」へ詰め合わせることも、この丘の新春恒例に。
この日のために保存していた、自家菜園の大根や人参や絹さやが彩となり、
2022年と同様に頂き物の美酒を添えて、いつか旅した風景へ想いを馳せて、
シンプルな仕上げの「漆の器」で演出、写真撮影することもルーティンに。

昨年は台風も降雹もなく、たくさん収穫できたね~
今年は焼酎だから、お猪口よりグラスがいいかな~
自然光がやわらかい時間帯にと、いつも前日から段取りしていますが、
あれこれ試みているうちに、外は氷点下でも、あたたかな陽が差しこんで。

「地道に滋味を愉しむ」ことを大切に、またひとつ年輪を重ねながら、
晴天率の高いまちを物語る、窓辺の陽だまりは和やかに。

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